水仙の会〜皮膚疾患診断の会〜
昨日は水仙の会(皮膚疾患診断の会)がありました。皮膚超音波検査やダーモスコピーなど皮膚画像診断の勉強会です。
診療が遅くなって、ぎりぎり田中勝先生(東京女子医大東医療センター皮膚科教授)の特別講演には間に合いました 私は、世話人の1人でもあるので出席は必須です。ダーモスコピーの第一人者の講演は、非常にわかりやすく勉強になりました みんな真剣に勉強していますね
一般の方は、ダーモスコピーとは何のこと?と思われますよね。簡単にいうと、特殊な拡大鏡で病気を診断あるいは推測します。ほくろのガン〜円形脱毛症の診断までいろいろな皮膚病変に使います。しかし診断には、医師にそれを読み取れる能力が必要で、前述のような勉強会を開催しています。
少し画像を紹介します。
下写真は老人性色素斑、指紋のようなfingerprint-like structure (指紋様構造)が見られます。
下写真は、母趾先端のほくろ(色素性母斑)、刷毛ではいたような筋がみえるfibrillar pattern(線維状パターン)が見られます。
iphoneを使って病変をその場で見せれるところが、患者さんに受けています
(院長)