待ち時間の解消努力
当院は、診察の待ち時間が長いと苦情をよくいわれます で、待ち時間解消にいろいろな取り組みをしています。
①電子カルテの音声入力やiPadなどのITを駆使した診療
②職員の徹底した訓練
③一部予約制の導入による混雑する時間帯の患者数の調整
④医薬分業(院外処方)
など。
現在1日130人前後であれば平均待ち時間は30〜40分くらいと、昨年の同時期より1.5倍程度の速度になっています。これは、実は凄いことなんです。スタッフの努力も並大抵のことではありません。頭が下がります。
しかし、外来患者数も1.5倍になっていますので、結局は待ち時間は解消されていません 昨日のように午前中だけで120人を超えるとどうしようもなくなりますね
診療の質を落とさずにスピードをあげる取り組みをもっとしなくてはいけませんね。150人で30分待ちを現在めざしています(あくまで目標ですが・・・)。
しかし、200人を超えるとこれもどうしようもないですね クリニックの近くにスターバックスか、ミスタードーナツでもできると待ち時間が解消されていいんですけどね そんな都合よくいくわけないか
(院長)
*京大病院内のドトール(下写真)なんか、待ち時間解消に役立っていますよね。病院に入ると、甘いコーヒーの香りが立ちこめて患者さんのイライラも和らぐようです。
*昔はお薬受診なんてのがあり、診察なしでお薬だけという究極のスピードアップがありました。1日300人なんてクリニックも結構ありましたが、『お薬だけ』は今も昔も法律違反です。最近は指導も厳しくなり、やっているところはほとんどなくなりましたが、いまだにくすりだけくださいと言う方多いですね。受付でもめる方が多くて大変困ります。
「医師法」(昭和23・7・30施行)
第20条 医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せんを交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない
第33条の2 次の各号のいずれかに該当する者は、50万円以下の罰金に処する。
1.第6条第3項、第18条、第20条から第22条まで又は第24条の規定に違反した者