« みずいぼ(軟属腫)の治療 | メイン | トーマス・マックナイト THOMAS McKNIGHT »

2011年7月27日 (水)

とびひ(伝染性膿痂疹)

とびひの患者さんが増えてきました。7、8月は、とびひが最も多くなる季節ですsun

正式名称は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といって、ブドウ球菌や溶連菌などの細菌感染症です。接触によって移り、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がることより、とびひ、といわれていますconfident

下写真のように、水ぶくれや黄色いかさぶたがついているのがとびひですね。この写真では、肘当たりに小さなとびひがいっぱいありますねshock
Img_7476

この子は、お腹にも飛んでいます。
Img_7477

原因は菌ですが、感染を引き起こし易い箇所に起こります。そこは、ケガや、湿疹で引っ掻いたあとなど、皮膚のバリアーが破壊されていところです。

水いぼを引っ掻いて起こるなんてこともあります(下写真)。
Img_7490

治療は、2段階で行います。1段階目は、とびひの治療。抗生物質の内服や外用を5ー7日程度行います。とびひが治ったら、2段階目の湿疹などの治療および予防のためのスキンケア指導を行います。これをしておかないととびひを繰り返すことになります。

7月はまだ耐性菌が少なくて簡単になおりますが、8月中旬になると重症化しやく入院hospitalが必要になることもありますcrying

お子さんがとびひかなと思ったら、すぐに皮膚科を受診させましょうhappy01 

(院長)

カテゴリ

カウンター

  • アクセスカウンター