今年1年ありがとうございました。
開院より早3年が経ちました。多くの患者さんに来ていただきまことに感謝しております。
常に最新医療を提供していけるように今後とも精進していきたいと思います
年明けは1月5日より診療を開始いたします。
今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
(院長)
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開院より早3年が経ちました。多くの患者さんに来ていただきまことに感謝しております。
常に最新医療を提供していけるように今後とも精進していきたいと思います
年明けは1月5日より診療を開始いたします。
今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
(院長)
先週、Qスイッチ・ルビーレーザーのデモを行いました
シミ(しみ)やアザの治療で、Qスイッチレーザーに勝るものはありません。
その中でも、医師の間でもっとも評判のよいジェイメック社(http://www.jmec.co.jp/index.php)のQスイッチ・ルビーレーザー「The Ruby Z1」のデモを行いました。
この「The Ruby Z1」は、開院当初にもデモをしたことがあります。シミ(しみ)に対する切れ味が鋭く、当院師長のシミ(しみ)でデモしたところシミが真っ白に無くなりました
師長は大変に気に入ったのですが、そのあまりの図体のデカさとハンドピースの取り回しのしづらさ、照射速度の遅さ、ルビーは壊れ易いという「うわさ」から導入を断念した経緯があります。
そのすべてを克服したというジェイメック社の新型Qスイッチレーザーがでたというので今回のデモになりました。
当院にすでにあるQスイッチ・アレキサンドライトレーザー「アレックス」くんです
こいつは、小型で壊れにくくほぼ3年間メンテナンスフリーでした。取り回しも軽やかで、照射スピードも早く大変気にいっていましたが、今回の新型には恐れ入りました。
前回の欠点がすべて克服されています。早速、師長の顔のシミ(しみ)(→)に照射しました。この日のために遮光もせず、レーザーフェイシャルも当てずに取っておいたシミです
当てた直後の感触は、相変わらずすばらしい このシミ(しみ)が今後どのように変化するのかいずれ報告します。乞うご期待!
ということで、このレーザーを来春導入することに決定しました 実際に導入されるのは、The Ruby Z1の性能そのままにさらに小型化された「The Ruby nano_Q」(https://www.jmec.co.jp/products/laser/ruby_nanoq.html)です。
「The Ruby nano Q」の導入によって、さらに強力なシミ(しみ)治療ができるようになると思います
(院長)
YouTube: V-Beam Laser for Sun Damage - Dr. Cassandra Claman, Springfield Clinic Dermatology
昨日は、日本皮膚科学会京滋地方会に出席してきました。
この学会は、京都大学、滋賀医大、京都府立医大が持ち回りで開く学会ですが、毎年12月は総会として京都タワーホテルで開かれます。
福井は雪でしたが、京都は晴れていました。気持ちのよい天気です。
学会は、色々な症例を学ぶ機会であるとともに、医療についての情報交換の場でもあります。
また、久しぶりに諸先輩や後輩に会うことができて楽しかったですね
下写真は、左から後輩の鬼頭先生(もうすぐ京大医局長になるらしい)、滋賀医大の田中教授、大阪赤十字病院部長の立花先生、京大準教授の椛島先生、そして私です。
特に田中教授と立花先生は、私の恩師であり皮膚科臨床のイロハを教わりました
昔は、鬼の立花、鬼よりこわい田中といわれるくらい恐れられていて、私もよく叱られました
椛島先生は、実は入局同期なんです。今や日本を代表する皮膚科研究者ですね。先週京都で開かれた日本研究皮膚科学会は盛況だったようで、事務局長の任を果されお疲れさまでした。
下写真は、福井日赤の加来先生の発表の一場面です。フロアーからの鋭い質問に中川先生(福井日赤皮膚科代表)が加来先生を助けて答えています。中川先生立派になったなぁ
帰りは、恒例の京都駅クリスマスツリーを見て最終のサンダーバードで福井に帰りました。
昨日は、学会出席のため診療制限(再診のみ診察)をさせていただき大変ご迷惑をおかけしました。学会で学んできたことは、いずれ診療に反映させていきたいと思いますので、ご容赦のほどよろしくお願いいたします。
(院長)
当院では、巻き爪はワイヤー法(当ブログの「巻き爪を治そう」http://clinic-n.mitelog.jp/blog/2010/10/post-2cef.html)とコレクティオ(http://www.makitsume.jp/)とで治療を行っています。
費用が安く、簡便なワイヤー法をメインで行い、ワイヤー法で治療が困難なものに対してはコレクティオを使用しています。
ワイヤー法の原理は簡単で、爪に超弾性ワイヤーを通してその復元力で巻き爪を改善させます。
柔らかい爪の方は、ワイヤー(→)挿入直後から巻き爪が矯正されています。
ワイヤー法は、途中で爪が割れたり、外れたワイヤーが刺さってケガをしたりすることが稀にあります
当院でのオリジナルな工夫は、爪の上に3Mという医療用の紙テープを貼ります。これで強度が増して爪が割れにくくなり、ワイヤーが飛び出す心配もありません
テープだけでは味気無いので、少しデコレーションをしています(女性の方限定)。可愛いでしょ 結構患者さんに喜ばれています
ワイヤー法は、爪に穴をあけるだけですので、痛みはありません。治療時間は、片足5〜10分程度ですが予約制です。
自由診療ですので保険はききません。
処置料1600円(片足)
超弾性ワイヤー4000円(3回程度使える分)
その他初診料(1500円)と再診料(900円)は別途かかります。
巻き爪でお困りの方は、受診をおすすめします
(院長)
*残ったワイヤーは滅菌して次回治療まで当院で保管しています。
*「巻き爪を治そう3」では、コレクティオ治療をお話する予定です。
〠918-8105 福井県福井市木田3丁目2605
にしむら皮フ科クリニック
誠に勝手ながら、12/17(土曜)の初診診察を中止いたします。3ヶ月以内の再診の方は診察できます。
12/17(土曜)に京都で開催される学会に出席するため、急遽初診診察を中止とさせていただくことになりました。誠に申し訳ございません。
再診の患者さんは、日赤病院からの応援医(丸田先生予定)に診察を受けていただくことになります。当院常勤医でないため初診診察はできません。
完全に初診の方、当院受診歴のある方でも3ヶ月以上期間が開いている方は診察できませんのでご注意ください。
診療技術向上のためには学会出席は必須です。学会で学んできたことは、いずれ診療に反映させていきたいと思いますので、ご容赦のほどよろしくお願いいたします。
(院長)
*ただし院内では、以上の内容をすでに2週間前より掲示しております。
当院では、一度でもエステや他の医療機関等で治療されたシミやほくろの再治療はお断りしております。
理由の問い合わせが大変多く以下に説明します。受付業務に支障を来しますので電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
まず、エステでのレーザー、電気および光等による脱毛、シミやほくろの治療は違法行為、犯罪です。毎年エステシャンが逮捕されていることを知ってください。
YouTube: 医師資格なしにシミやほくろを除去 エステサロン経営者ら逮捕
その失敗した治療を引き継ぐことは、その違法行為の最終責任を引き継ぐことになります。
また、福井県の美容クリニックで使用されているフォトフェイシャルやレーザー治療機器は、すべて国の未承認機器を個人輸入したものです。医師であれば使用することは違法ではありませんが、自己責任のもとに使用することになっております。
他院の未承認機器による自己責任の結果を当院が引き継ぐことができるでしょうか。また、シミやほくろの再治療は極めて困難な場合が多いのです。 また、ほとんどのケースで前医の治療内容は不明です。
受付や問診で何度も確認しているにもかかわらず、治療歴をわざと隠して受診される方が大変多くて困っています。これは極めて危険な行為です。最初の治療の内容によっては、当院の治療で重大な結果を招く可能性があります。やめてください。
治療歴を隠して受診されてもほとんど診察や検査でわかりますので、結局治療は行いませんが診察料はお支払いいただくことになります。
エステだけでなく、個人的に行った施術(美白orシミとりクリーム含む)も隠さずに必ず申告してください。治療法が変わる可能性があります。
当院で治療を希望される場合は、そのシミやほくろは何もせずに受診してもらえると大変ありがたいです。であるならば全力で治療いたします。
(院長)
当院は、イボ(いぼ)治療に力を入れており色々な治療を行っています。では、その中で最もオーソドックスな治療法を紹介いたしましょう
当院のイボ(いぼ)治療の主役は、スプレー式のCryoProです。世界的にはスプレー式が主流です。
スプレー式は、液体窒素を綿棒でつけるのではなく吹き付けるタイプですね 衛生的で強力です
YouTube: Liquid nitrogen for wart.
液体窒素がイボ(いぼ)に効果的に作用するためには、治療前にしっかりと角質を除去しておくことが大切です。 角質は熱伝導が悪く、液体窒素療法の最大の障害になるからです また、角質を除去するとダーモスコピーにて治療状況がよくわかります。
では、本日受診されたイボの患者さんで治療内容を紹介しましょう
下写真の点線の囲いは、かかとのイボ(いぼ)の角質を除去したところです。じっくり5分以上かけて除去しました
当院では、ダーモスコピーで治療状況を患者さんにお見せしています
これは、上写真の→の囲い部分のダーモスコピー所見です。下写真の*の部分の指紋が不明瞭ですね。まだイボ(いぼ)が残っているようですイボ(いぼ)がいると指紋が歪んだり、不明瞭になったりします。
この時点で、iPhone用のダーモスコピー(下写真右側)は非常に重宝します。数秒の操作でiPadに画像を転送できるため患者さんに説明するのに便利ですね 前の画像と比べて改善度を示すこともできます
画像でイボ(いぼ)の治り具合が見れるため、患者さんのモチベーションもあがりますね それに、ここまで精密にするためイボ(いぼ)の取り残しががほとんどありません
イボ(いぼ)でお困りの方は、是非受診してください 他にも、難治性イボ(いぼ)に対する色々な治療法を準備しています
(院長)
*上のイボ(いぼ)のダーモスコピー所見は治療終了真近の写真ですが、治療開始頃(角質除去後)の所見は下のように見えます。何かの巣の中の卵みたいですね。グロテスクですね〜 イボ(いぼ)のまわりが白色なのは、冷凍療法直後のため。
*ちなみにiPhoneとiPadのコンビは、様々な場面で使っています。下の写真は円形脱毛症の方のです。トリコスコピーですね。脱毛症の方の頭皮の状態を説明するのに使っています。
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