湯たんぽによる低温やけどにご注意!
寒い日が続いています
エコブームもあってか、湯たんぽが大流行りであるとか。
しかし、ここ連日湯たんぽによる低温やけど(熱傷)の患者さんが増えています
低温やけどは、通常は熱傷を起こさないような低い温度でも長時間接触すれば起こります。
このやけどは見た目は軽症でも、実は皮下組織まで到達している重症熱傷であることが多いのです
患者さんは、若い女性が多いですね。見た目が軽症であるので、自力で治そうとする方が多いようです
治療には1〜3ヶ月位かかることが多く、ときに植皮が必要になることがあります。そうなればキズは一生残ります
きれいに治すためには、早期治療がとても大切です。早期に、皮膚科や形成外科専門医を受診しましょう。
また、しもやけの方が増えています。詳しくは、当ブログの昨年の記事「しもやけ大発生につき注意」を参照してください。
治りがわるかったり症状がひどい場合は、早く良くなる薬(飲み薬、ぬり薬)があります 早めの受診をお勧めします
(院長)