北陸初の生物学的製剤による病診連携、準備開始!
一昨日は、当院と福井赤十字病院皮膚科副部長の中川先生と製薬会社アボットジャパンとの間で、生物学的製剤ヒュミラ(HUMIRA)の勉強会を行いました
当院の乾癬の治療は、以前にご紹介した通り生物学的製剤以外の治療は全て行うことができます 生物学的製剤のみが使用できませんでした
生物学的製剤とは、従来の治療では十分な効果が得られなかった難治性の乾癬を劇的に改善させる画期的な新薬です。
(福井赤十字病院皮膚科ホームページより)
以前は、学会に承認された一部の病院でしか使用ができませんでしたが、最近、承認された病院と十分に連携がとれた診療所(生物学的製剤の病診連携)でも使用可能となりました
診療所での治療は、患者さんのaccessibilityの向上や治療費の軽減など多くのメリットがあります。当院としても、生物学的製剤使用者は、予約制の特別外来を行う予定にしています
この生物学的製剤の病診連携は、全国的にもまだ8%程度であり、北陸は0%です。当院が北陸初となります
欧米ではすでにそうですが、日本でも乾癬治療の生物学的製剤時代が到来すると考えます。
*生物学的製剤の福井新聞の記事
*米国のヒュミラ(HUMIRA)のコマーシャル
(院長)