忙しい休診日
今年ももうすぐ終わりですね。当院の診療は、29日(土)午前診をもって今年は終了です。
本日は休診日ですが、午前中は手術で、午後は医療機器メーカーとの面会、夕方からは福井赤十字病院皮膚科との症例カンファレンスとスケジュールはいっぱいです
午前中の手術は、腹腔鏡手術後の傷の治りが悪くて、ある病院より紹介された患者さんです。術創からわずかに排膿しています。これが、止まらないそうです
当院で超音波検査をしてみました(下写真)。術創より繋がる低エコー領域があります(→)。かなり深いところに何やら貯留物があるようですね。腹腔内に達していなければよいのですが・・・
排膿が増えてきて、このまま年を越すことも難しいため本日手術を行いました。デブリをしていると、下写真のように多量の排膿をみました 幸いにも腹腔内には達していませんでした
不良肉芽を除去し、洗浄後にペンローズドレーンを挿入して手術を終了しました手術を決断して良かったですねしかし、肉芽がもって創が閉じるには1ヶ月以上かかりそうですね
午後からは、メーカーとの面談&医療機器のメインテナンスの立ち会いです。レーザーや紫外線治療器などは、連日フル回転で動かしているので壊れないか心配でした。この写真はVTRACですね。こいつはよく働いてくれます
当院はレーザーだけでも5台もあり、年間保守料(メインテナンス料)は莫大な額になります しかし、最高級の医療レベルを提供していきたいですからね止めるわけにはいきません
夕方からは福井赤十字病院での症例カンファレンスに参加して勉強しました。その後はトレーニングジムで汗を流して今日1日が終了しました。
今日も充実した1日を過ごしたなぁ〜
(院長)
*上写真の手術の患者さんは、1月中旬には術創が閉じて瘻孔(ろうこう)を残すのみとなったため、瘻孔を取り除いて創部を縫合し直しました。抜糸後2週間の2月14日の写真です。綺麗になりましたね
*ところで本日、第2次安倍内閣が発足しました。そして、大ファンの稲田朋美先生が行革担当大臣に任命されました。ばんざ〜い
(左から師長、稲田先生)