« 2014年1月 | メイン | 2014年3月 »

2014年2月

2014年2月23日 (日)

滋賀アクネフォーラムで講演

昨日は、滋賀県彦根市で滋賀アクネフォーラムが開催され講師として招待されましたhappy01昨年のニキビ治療における日本美容皮膚科学会での発表が好評であったらしく、各地で講演を依頼されていますhappy02
 
 
私の発表は、いつものように「越前海岸」の写真からスタートですhappy01
Img_4601
 
最近の講演では、ディフェリンとレーザーshineの併用によるニキビ治療にも焦点を当てて述べるようにしています。
 
ニキビ患者さんへの日常生活指導ディフェリンなどの治療薬の使用方法は、短い診療時間では十分に説明できませんので、スタッフの協力が最も大切です。こういったスタッフの役割や具体的な指導方法も教えてほしいという要望から、最近では当院の師長も一緒に講演していますhappy01
Img_4598
 
彼女の発表スライドのバックは、当院のアイドル猫cat ノラheart04です。可愛いでしょhappy01    
 
次回は、大阪横浜でのアクネフォーラムを依頼されていますが、今のこところ日時は未定です。
 
 
ニキビのレーザー治療は色々ありますが、エビデンスは非常に乏しいものですcoldsweats01その中でも最もエビデンスが蓄積されてきているのがVビーム(下動画)ですwinkしかし、どのニキビでも効くわけではありませんし、照射設定も色々です。

最近、ディフェリンとの併用かなり効果的な照射方法secretを見つけましたので、この治療方法についても近々学会報告しょうかと考えているところですscissors

 
ところで上動画は、私が気に入ってheart04よく拝借しているオーストラリアのあるクリニックものですが、日本のVビームとは少し(かなり?coldsweats02)異なります。下写真の右側のが、Vビーム1と呼ばれる日本のもので、左側が上動画で使用されているVビーム2(Vビーム・パーフェクタ)です。
Img_4591
 
実は、日本は承認の問題で一世代古い機械を使用しています。キャンデラによるともうVビーム1は、日本市場のためだけに製造しているということです。世界は、Vビーム・パーフェクタです。
 
でも、そんなに変わらないだろうと思って使用してみると、まるで別物という感じでしたcoldsweats02もっと使用してみないと効果の程ははっきりとはわかりませんが、かなりいいみたいな感触ですhappy01よって今年は、このVビーム・パーフェクタを導入することに決定しましたgood
 
現在Vビーム使用中の患者さんは、乞うご期待sign01今あるVビーム1は、赤あざなど保険治療で今後も活躍してもらいますgood
 
(院長)
 
 

2014年2月20日 (木)

第7回京滋乾癬研究会で講演

昨日は、グランヴィアホテル京都(下写真)で開催された第7回京滋乾癬研究会での講演で京都に行ってきましたhappy01
Img_4579
 
乾癬生物学的製剤を使用している診療所(クリニック)は、京都府や滋賀県ではまだないそうです(北陸でもまだ当院だけ)。
 
よって、当院での治療経験を講演してほしいということで招待されました。下写真は、いつものように「越前海岸」の写真から発表をスタートしているところです(講演1)happy01
Img_8834
 
Img_8843_2
 
講演2は、信州大学医学部皮膚科奥山隆平教授の講演でした。この分野のエキスパートだけに大変勉強になりました。長野県では、生物学的製剤の病診連携を難なく行っておられるようで、凄いなぁと率直に思いましたhappy01
Img_4588
 
講演2の座長は、京大皮膚科宮地良樹教授(下写真)でした。ちなみに私の発表の講演1の座長は、国立京都医療センター部長十一英子先生でした(写真がなくてすいません)。
Img_8845
 
最終電車の時間が迫り、研究会後の懇親会には出席できなかったのが残念ですbearing
 
今週末は、滋賀県でニキビの講演を依頼されており忙しい1週間になりそうですねcoldsweats01
 
(院長)
 
 

2014年2月 9日 (日)

土曜日午後は特殊治療外来

毎週土曜日の午後は、完全予約制で特殊治療外来shineを行っていますhappy01一体何をやっているのですかと、知り合いや患者さんからもたまに聞かれますので、その全容を披露致しましょうwink
 
特殊治療外来は、次の①〜④で構成されています(本文中の下線のある紫色の文字、たとえば尋常性乾癬などは、関連記事とリンクするようになっています)。
 
午後2時半から4時までは、光線療法Vビームを中心としたレーザーの外来です。
 
光線療法は、特殊な紫外線を使って皮膚病を治そうとする治療法です。下写真のエキシマライト(VTRAC: ヴィトラック)を中心に行い、全身型&部分型ナローバンドUVBを組み合わせて施術します。
Photo_03_3
 
 
このVTRACは何がすごいかというと、上動画の方は1ショット10秒足らずで1500mJ/cm2照射されています。専門家ならこの凄さがわかりますよね。ダントツの高輝度ですgood当院が福井県で最初に導入しました。現在は、敦賀にもう一台導入されています。
 
尋常性乾癬尋常性白斑円形脱毛症、アトピー性皮膚炎などの患者さんが20〜30人ほど来られます。3つの診察室を使ってフル回転で作業します(私、走ってますrun)。
 
Vビームを中心としたレーザー外来
Vビームの対象疾患は、血管腫、酒さ、重症のにきび、瘢痕&ケロイド、美容など多岐にわたっています。
dangerこの治療は、疾患ごとに医師が必要性を判断して行っていますので、医師が必要ないと判断すれば希望されても行いません。
 
レーザーは、5名程度の治療を行います。昨日は、重症のにきび、血管腫、脊椎手術後の瘢痕ケロイド、大田母斑などを行いました。
 
 
午後4時から5時までは、重症円形脱毛症の外来です。
紫外線療法以外の種々の治療、当然保険の利かない治療secret(混合診療をさけるために施術は無料でおこなっています)が中心ですwinkこの外来も20〜30人ほど来られます。
 
 
午後5時以降は、陥入爪&巻き爪治療外来
主に重症の陥入爪の治療をこの日に行っていますhappy01
新開発の陥入爪治療は、平日の外来でも随時受け付けています。中等症までの陥入爪であれば2〜3分で施術完了ですscissors
 
巻き爪は、ワイヤー法が主体です。
下写真は、昨日施術した患者さんです。痛くて歩けないそうですshockなかなか凄い巻き爪でしょcoldsweats01巻いているというより二つ折りになっていますshock写真の矢印の部分に孔をあけて弾性ワイヤーを入れました。
Img_1275
 
爪先端より出来るだけ遠くに(近位に)ワイヤーを通す孔をあけることと、孔をあける方向を工夫してワイヤーが爪床に食い込まないようにすることが大切だと考えています。
Img_1283
 
ちなみに、この患者さんは爪水虫もあるのですが、肝臓が悪くて内服がのめません。ですから外用のみで地道に治療していく予定ですcoldsweats01
 
この外来は、2、3名程度です。
 
 
午後6時ごろ。新しく導入した治療を行う。
にきび跡フラクショナルレーザー治療など新規導入した治療などを行っています。
 
この外来は若干名です。
 
 
以上が土曜日の午後診の内容です。通常の一般外来では手に負えない疾患を対象にしています。土曜日の午前中の一般外来は、平日の倍の患者さんが来られるので診療終了後はくたくたですねwobbly
 
(院長)
 
 
danger以上の外来は、完全予約制で行っています。出来るだけ多くの方に受けていただきたいので、目一杯に予約をとっています。ですので、遅刻や無断キャンセルは厳禁です(治療前に説明済み)。待機されている方も多いので、無断キャンセルの場合は、その予約枠は次回になくなる可能性があります。キャンセルされる場合は、事前にご連絡ください。
 
 

2014年2月 6日 (木)

永遠の0

ここ数日ぐんと寒くなり、雪が少し積もりましたねsnowしかし、今年は暖冬でほとんど雪がありません。春まで雪が少ないままでいってくれれば良いのですが・・・。
Img_4555
 
寒暖の差が激しいので、しもやけなどの疾患に注意してくださいねhappy01
 
ところで、稲田大臣の年賀会「永遠の0」の映画に感動したという話がありましたので、原作を読みました。
Unknown
 
久しぶりに感動しましたねhappy02これで映画をみたら泣いてしまうんだろうなぁ〜weep特攻で亡くなった祖父宮部久蔵の真実の姿を、現代に生きる孫たちが追い求めるという内容です。最後まで、宮部久蔵はどこかで生き延びているのではないか、生きていてほしいという思いで読んでいました。それとなぜか(というより自分たちのルーツを追い求めるストーリーから)、アレックスヘンリー原作の「ルーツ」を思い出しました。近日映画も見る予定です。
 

映画 『永遠の0』 予告編 90秒
YouTube: 映画 『永遠の0』 予告編 90秒

 

(院長)
 

カテゴリ

カウンター

  • アクセスカウンター