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2014年6月

2014年6月25日 (水)

忙しいが、充実した休診日

今年は、予想通り毛虫皮膚炎(下写真)が猛威をふるっていますねshock日に20人近くの患者さんが来られることもあります。少し下火になってきましたが、まだもう少し続きそうですのでみなさん気を付けてくださいwink
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詳しくは、毛虫皮膚炎の過去のブログを参照してください。
 
 
今日は休診日ですが、何時もの通り午前中はクリニック関係の面談が5社あり、午後から福井日赤で指のグロムス腫瘍の手術を行いました。
 
 
手術後は、みんなでカンファレンスです。このカンファレンスは、私が福井赤十字病院に赴任してきた2005年から続けています。もう9年も経つのですねconfident
 
日常臨床で出会う難しい症例について、その臨床写真と病理組織所見を見ながら意見を出し合い、診断から治療方針まで決定していきます。当院での難治な患者さんや日赤に紹介した患者さんなどもこの場でみんなで話し合っています。この場で解決できないときは、京都大学皮膚科カンファレンスに相談に行ったりもします。
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最後はサプライズcoldsweats02で、日赤の皮膚科ブースのみなさんが僕の誕生日(実際は7月なので少し早いんですが)を祝ってくださいました。ありがとう!happy02
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充実した1日でした。明日からのクリニックの診療もがんばりますgood
  
(院長)
 
 

2014年6月22日 (日)

ざ瘡(にきび)治療の講演(滋賀アクネフォーラム2)

昨日は、滋賀県大津市琵琶湖ホテルざ瘡(にきび)治療の講演をしてきました。サンダーバードに乗り遅れそうになりsweat01、受付を早期に終了させていただきまして大変ご迷惑をおかけしました。
 
ところで、会場の琵琶湖ホテルがもの凄く大きなホテルになっていたのには驚きましたcoldsweats02平成10年に浜大津に建替えられたらしい。私が2年ほど大津に住んでいたのは、今から20年前になりますからね〜happy01
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(Wikipediaより引用)
 
今回は、会場がほぼ満席fullになりました。うれしいかぎりですhappy02土曜日の診療終了後に、わざわざ私達の講演をききに来て下さった医療関係者の方々には大変感謝しております。
 
座長は、元滋賀医大准教授で栗東市で開業されておられる段野貴一郎先生でした。人望の厚い先生で、いつもより大勢の方が集まったのは段野先生の御蔭かもしれませんhappy01
 
さて講演ですが、まず師長が『治療を成功させるコメディカルの関わり』という題で20分程度の講演をしました。
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指導の実演をしている当院師長。
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大変よい講演でしたhappy01診療が終了してヘトヘトcatfaceになりながらも準備をしていましたからね。懇親会では、多くの方々に囲まれて質問を受けていたのでかなり好評だったようですhappy01
 
次は、私の講演です。内容が盛りだくさんだったので、時間を少々オーバーしてしまいましたcoldsweats01
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今回の講演は、昨年の日本美容皮膚科学会で述べた内容に、⑴ Vビームパーフェクタとデフェリンゲルの併用療法と、 ディフェリンゲルの副作用回避方法の数々、特にshort contact therapy (SCT)についての2点を加えて発表しました。
 
(2)のSCTは、かなりの症例数が蓄積され、その有効性や安全性が分かってきました。かなり良い感触です。十分なデータが集積できれば、年末の京都の学会で発表したいと考えています。このブログでは詳しくは言えませんsecretが、会場に来られた方には当院で行っている内容を公開しました。
 
これで今年は、10月まで講演も発表もありせん。これからは、ダイビングシーズンですからねgoodwink
 
(院長)
 
 

2014年6月12日 (木)

休診日も仕事です

今月はいくつかの講演学会発表があり、昨日はクリニック関連の面談や仕事に追われながら準備をしていました。休みの日もクタクタですcatface
 
夕方は、ある製薬会社の社内勉強会の講師としてよばれ、アトピー性皮膚炎の治療についての講義を1時間ほどしてきました。
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内容は、このブログで述べていることですけれども、ちょっぴり今年の皮膚科学会総会で学んで来た情報も交えて講演しましたhappy01

 
来週末は、滋賀県大津市琵琶湖ホテル「尋常性ざそう(にきび)治療」についての講演を依頼されています。
 
今回の講演は、以前からの講演内容に加えて、①レーザー治療併用療法、とくにVビームパーフェクタshineの併用効果について、②ディフェリンゲルの副作用回避方法、特にshort contact therapyについての2点を新たに加えて発表しますgood
 
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(当院のVビーム2台、Vビームパーフェクタ(左)とVビーム1(右))
 
午前中の面談では、キャンデラ社からもこのVビームパーフェクタCO2RE(コア)レーザー治療の講演を依頼されましたので、新しいにきびの治療法を提示できればと思って承諾しました。
 
発表や講演は基本的に好きですので、ホイホイと引き受けてしまうのですが、ダイビングシーズンである7〜9月は受けないことにしています。あと1ヶ月ほどで海mistに入れるかと思うとウキウキしてきますね〜happy02
 
(院長)
 
*寒がりですので、水温24℃以下の冷たい海には入りませんwink
  

2014年6月 1日 (日)

第113回日本皮膚科学会総会

先週末は休診させて頂きまして、ご迷惑をおかけしました。本日、第113回日本皮膚科学会総会より帰ってきました。大変疲れましたcatfaceが勉強になりましたhappy01
 
泊まったホテルの部屋から学会会場(国立京都国際会館)が一望できました。以前、このあたりに住んでいたことがあるんですが、静かな環境で緑も多くとても良いところですhappy01
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講演の合間に会場の庭園に出て一休みjapanesetea朝から缶詰状態wobblyで講演を聴いていたので、気がついたら夕方になっていましたcoldsweats02
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しばらく、この庭園を散歩しました。お、大きな白鳥。この学会会場は、空気か澄んでいてきもちいい〜happy02
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今年の学会は、主にアトピー性皮膚炎と尋常性乾癬にしぼって講演を聞きました。
 
アトピー性皮膚炎についてだけ少し述べると、プロアクティブ療法の有用性を多くの演者が述べていました。まんまこのブログで述べていることですwink
 
小児アトピー性皮膚炎プロアクティブ療法で早期に積極的に治療することは、後に発症する食物アレルギー喘息などの発症を防ぐために非常に重要であること、逆に安易な食物制限はこれらの発症予防になるどころか逆効果になり得るということです。そして成人でさえも、プロアクティブ療法でdrug free(治癒)にまで持っていける可能性があります。
 
私も、自分のアトピー性皮膚炎は治癒しましたが、その後喘息を発症して現在(49歳)も治療を続けています。当時は、このような概念や治療法がありませんでしたからねcrying
 
(院長)
 

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