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2014年12月

2014年12月30日 (火)

仕事納め

12/29で今年の診療を終了しました。最終日の外来患者さんは、ジャスト200人でしたが、診療時間内(午後6時)に診察を終了しましたgood
 
診療の効率は、かなり進歩しましたねhappy01ただ、通常は午後5時以降にどかっとcoldsweats02来られるので、こんなに上手くはいきませんが・・coldsweats01
 
診療が終わった後は、年末大掃除をしましたhappy02
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最後は、みんなで食事会beerをして解散しましたhappy02お疲れ様でしたhappy01
 
今年は日赤病院hospitalの人事の関係で、医師の診療応援が激減して大変な1年cryingでした。しかし、チームワークでなんとか乗り切ることができましたhappy01頑張ってくれた職員に感謝したいと思いますhappy02
 
来年は1月5日(月)より診療を開始致します。今年一年ありがとうございました。来年も何卒よろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。
 
(院長)
 
最後にノラ君catの近況。「僕もお掃除お手伝いしたよ」ってな感じでしょうかsmile
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2014年12月21日 (日)

京都の学会

12/19〜12/20はお休みをいただきましてご迷惑をおかけしました。京都の学会に出席してきました。雪snowはないんですが、京都福井より寒く感じましたねdespair
 
下写真は、グランビアホテルの西陣織の帯によるクリスマスツリーxmasです。京都は、クリスマスムード一色ですhappy01
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この学会のメインは、なんといっても宮地教授退職記念講演です。研修医から教授退職までに経験した「忘れ得ぬ患者さんたち」の話で、皮膚科医人生を語っておられて感動しましたhappy02
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その他、椛島準教授のアトピー性皮膚炎を中心とした免疫アレルギーの講演は、いつもながらに感心しましたhappy01谷岡先生のにきびの最新治療の講演も勉強になりましたねhappy01
 
学会で勉強してきたことは、明日からの診療に役立てたいと思いますhappy01
  
ところで、毎年恒例で撮影する京都駅クリスマスツリーxmasなんですが、年々しょぼくなってきているように感じますcoldsweats01
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患者さんからも、お手紙と一緒にこんなかわいい手作りのクリスマスツリーxmasをいただきました。うれしいですね〜happy02明日からもまたがんばります!
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(院長)
 
apple私は、この学会で発表する予定だったんですが、事情があって発表できず残念でしたcrying今回発表する予定だった内容は、来年横浜で開かれる皮膚科学会総会の講演の中で発表する予定ですhappy01
 
  

2014年12月18日 (木)

巻き爪(まきづめ)と陥入爪(かんにゅうそう)

今朝は、昨日からの雪snowが結構積もりました。その除雪で駐車場の一角に雪山ができました。かまくらができそうですねhappy01さらに、遊歩道もついでに除雪しましたgood
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今年から福井に来た女医さんが、この雪に驚いていましたが、こんなのはまだまだ序の口ですねwink
 
ところで昨日は、福井赤十字病院hospital陥入爪の手術(フェノール法)をしてきました。最近は、多い日で1日10人程度の陥入爪治療をしています。
 
陥入爪とは、爪が皮膚に食い込んで感染を起こして腫れてくる(←)病気ですshockほとんどのケースは「新開発の人工爪治療」で改善しますgood
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巻き爪とは違います。巻き爪は、のり巻きのように爪が巻いて締め付けられて痛みます。これは、マチワイヤーを使用したワイヤー法で治療します。
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中には、下写真の左側のように陥入爪と巻き爪が合併しているケースもありますshockこんなときは、右側写真のようにワイヤー法と「新開発の人工爪治療」を併用します。
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治療後2ヶ月です。巻き爪も陥入爪も治りましたねgood
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この人工爪治療でも治療が難しい超重症の陥入爪coldsweats02では手術を行いますが、手術は第1選択ではありません[1]
 
なぜなら、術後数年(時に10年)で爪変形や爪異栄養症というトラブルが起こり得るからです。起こせば一生治りませんshockshock
 
よって、手術は禁忌だbanなどと過激なことを言う先生もおられるくらいですcoldsweats01起こさないようにするテクニックsecretがありますので、万が一手術となっても安心してください[1] 
 
昨日は、若手の先生が見学に来ていたので、そのテクニックshineをレクチャーしましたhappy01ただし現在のところ、重症の方でも「新開発の人工爪治療」でほぼ対応できます。手術となるケースは1/10に激減しました。
 
この人工爪治療に要する時間は数分ですので、受診当日にすぐできますよgood陥入爪や巻き爪でお困りの方はぜひ受診してください。
 
(参考文献)
 
[1]西村陽一:皮膚科基本手技・小手術ハンドブック 陥入爪ーフェノール法
 
(院長)
 
cherry巻き爪治療は、要予約です。
  

2014年12月11日 (木)

粉瘤腫(ふんりゅうしゅ、アテローマ)のくり抜き法

この前の週末は、結構雪snowがふりましたね。本格的な冬の到来です。
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院内のトーマスマックナイトの絵もクリスマスバージョンxmasホワイトハウスレッドルーム』にかけ換えましたhappy01今年もあと1ヶ月をきりましたね〜happy01
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ところで、何故か粉瘤腫(ふんりゅうしゅ、アテローマ、表皮のう腫)の患者さんが急増していますup多い日で1日3〜4例の患者さんを手術しています。昨日水曜日も、日赤で1例行いました。
 
過去のブログ;アテローマ(粉瘤腫)
 
当院の粉瘤腫の手術は、基本的にくり抜き法(へそ抜き法)です。手術時間は5〜10分程度ですので、外来が空いている時間帯であれば即手術となりますが、基本的には後日に予約手術となります。
 
この治療の最大の利点は、術創が小さくて済むことですね。欠点は、取り残しをしないために多少技術を要することです。
 
大きな首の粉瘤腫ですねcoldsweats01
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手術翌日の術創です。小ちゃいキズでしょhappy02半年もすると直径1〜2mmのキズとなってほとんどわからなくなります。
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ただし、くり抜き法が不可能なものもあります。術前に超音波検査をして手術の可否を判断します。
 
また、もう既に感染を起こして赤く腫れている場合(下写真)は、くり抜き法はできませんcryingこの場合は、即日に切開排膿(切って膿をだすこと)をします。
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手術のキズをできるだけ小さくしたいのであればくり抜き法は最適ですねgood気になる方は受診してくださいねwink
 
(院長)
 
  

2014年12月 4日 (木)

開院記念日

本日は、開業してから6回目の開院記念日birthdayでしたhappy01
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 (上写真は、患者さんから頂きました。)
 
外来患者さんは、開院日としては過去最高人数でしたが、午前はほぼ定時に、午後は6時半過ぎ(6時まで受付)には診察を終えることができましたgood進歩したものですhappy02
 
これから年末にかけて、患者さんが急増してきますので、こうはうまくいかないでしょうねcoldsweats01 月末は混雑しますので、お早めに受診してくださいwink
 
   
ところで昨日は休診日だったのですが、午前中は5件の手術&レーザー治療、さらに午後から日赤hospitalで2件の手術をこなしました。ヘトヘトでしたwobbly
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 (昨日、当院でレーザー治療施行中の私)
 
手術とレーザー治療の予約待ちを解消しようと、休診日もフル回転で治療をしてるんですが全く間に合いませんsweat01よって、日赤hospitalの手術場も借りて手術をしている状況ですwobbly
 
ですので、手術とレーザーの予約は2ヶ月待ちの状態ですshock早く治療を受けたい方は、信頼している皮膚科医および形成外科医を紹介させて頂いております。
 
夜は、10月から福井赤十字病院皮膚科代表になられた横田先生とともに、講師に前福井赤十字病院皮膚科代表の中川先生を招いて、乾癬の生物学的製剤の勉強会を行いました。
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私と中川先生は、北陸および関西で最初にこの治療の病診連携を開始しました。このノウハウを伝えるための勉強会です。写真のように和気藹々とした会でしたねhappy01
 
さらに来年は、福井赤十字病院hospitalと共同で新たな疾患分野の挑戦secretをする予定でいますhappy01いずれ、このブログで公表しますねwink
 
(院長)
  

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