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2018年8月

2018年8月30日 (木)

クリニックレポート・インタビユー

昨日は、マルホ株式会社が企画するクリニックレポート・インタビユーありました。
   
これは、ざ瘡(にきび)治療に積極的に取り組むをクリニックをレポートして、
 
その治療法や患者指導のノウハウを全国の医療機関に紹介していこうというものです。
 
その最初のクリニックとして当院が選ばれましたhappy02
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 当院での診察や洗顔指導などの撮影にはじまり、治療法や患者指導についても事細かにレポートされました。
 
マルホと言えば、ベピオ、エピデュオ、ディフェリンなどのざ瘡治療ガイドラインにおける主力薬剤(推奨度A)を販売している製薬会社です。
 
社内にざ瘡専門の部署があり、ざ瘡治療に積極的に取り組んでいる会社です。
 
今週末も、この会社が主催する会が東京であります。
 
そこでは、全国のざ瘡治療の専門家が一同に会して治療のコンセンサスミーチングを行う予定です。 
 
その内容もまたこのブログで紹介しますねwink
 
 
(院長)
 
  

2018年8月27日 (月)

9月の土曜午前診療の応援医師

土曜日の午前診は、応援医師による2診体制で行っています。
 
9月の土曜日午前診の応援医師は以下の通りです。
 
9月 1日   滝本医師(女性医師)
9月 8日 大岩医師
9月15日   要石医師
9月22日 八木医師
9月29日 登谷医師(女性医師)
 
(院長)
  

2018年8月24日 (金)

ダイビング講習

昨日は、暑かったですね〜coldsweats01
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sunこの暑さで、あせもとびひの患者さんが非常に多くなっています。ご注意ください。
 
過去のブログ:とびひのブログ
 
何故か、陥入爪の患者さんも激増しています。毎日10人以上の人工爪治療を行っていますsweat01
 
人工爪は、1箇所1分でできます。人工爪最速競技なんかがあれば絶対トップなんだけでなぁsmile
 
しかしどうも、巻き爪と陥入爪を勘違いされている方が非常に多いですねcoldsweats02
 
見た目だけでなく、治療法や予後もかなり異なります。
 
過去のブログ:巻き爪と陥入爪
 
 
ところで私は、毎週日曜日はダイビングに行っています。
 
遊びというよりほとんど講習ですけどね。
 
下写真は、講習中の師長です。今週末は3人の講習をする予定ですが、台風で海況がどうなるかdespair
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左の講習生は、知り合いのお子さん(と言っても大学生)です。しかし、でかいね〜coldsweats02 
 
大学のスキューバダイビング部に入部したので、今日はライセンス取得のために師長にマンツーマンで指導されていますhappy01
 
師長は、昔ながらのNAUIインストラクターなので、指導は超厳しいんですsmile頑張ってねwink
 
しかし講習1回目でこの姿勢、中性浮力バッチリですねhappy01
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(院長)
 
 

2018年8月13日 (月)

越前海岸ダイビング

昨日は暑かったですね〜wobbly 
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私は、今夏初のダイビングをしてきました。
 
もう忙しくて、全くダイビングができなかったですからねcrying
 
ビーチダイブ2本しました。海の中は、青くて綺麗でした〜happy02


YouTube: 越前海岸ダイビング 2018 by clinic-N

 
これからどんどん透明度が上がって行きます。楽しみhappy02
 
師長と私は、この海を1000本以上は潜ってきました。開業するまでは、ここでイントラもしていました。
 
今は、たまに知り合いの方のみライセンス発行するくらいです。
 
来週は、知り合いのお子さん2人の講習が入っています。
 
これから2ヶ月は、講演は全く入れていませんので、日曜日はほぼ毎週ダイビング三昧となりますsmile
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(院長)
 

2018年8月 8日 (水)

乾癬患者を支える10人の物語

講演ラッシュが一段落して、しばらくゆっくりできそうですhappy01
 
と言っても、夏は皮膚科の繁忙期で、来院患者さんは連日200人を超えていますので、ヘロヘロ状態ではありますが・・coldsweats01
 
知り合いの皮膚科は、300人を超えているらしく、体調は大丈夫なんでしょうか?coldsweats02
 
ところで、 
 
先日当院でインタビューがあった「乾癬患者を支える10人の物語 」の冊子ができあがってきましたhappy02
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中に、師長のインタビューが載っていました。わたしの写真もちょっぴり載せてもらっていますsmile彼女は、オテズラ外来の発案者でもあります。
 
彼女の乾癬患者さんを支える物語(ものがたり)が紹介されていましたhappy01
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実はあまり知られていませんが、当院で最も力を入れているのは乾癬治療です。
 
エキシマライト治療生物学的製剤の病診連携、北陸のどの医療機関よりも早くから導入してきました。
 
そして昨年は、新薬オテズラの発売に合わせてオテズラ外来を開始しました。この外来では、特に紫外線療法との組み合わせに力を入れています。
 
さらに来年は、最新秘密兵器shineを導入しますsecretこれは凄いよ〜smile
  
乾癬治療は日々進歩しています。治療は多彩であり、患者さん個々人によって異なります。
 
悩んだら皮膚科専門医を訪ねてみてください。あなたに合った治療法の提案がきっとあるはずですよhappy01
   
(院長)
 
 

2018年8月 6日 (月)

第36回日本美容皮膚科学会で発表〜成人女性のざ瘡は副作用が多いのか?〜

一昨日は、東京で開催された第36日本美容皮膚科学会で発表をしてきました。
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土曜日朝2番目の発表だったので、知り合いが誰も居らず、写真を頼めなったので発表中の写真はなしですcrying
 
土曜の夜は、帝国ホテルで盛大に懇親会が行われましたが、私は疲れていたので早々にホテルに戻りました。 
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自分の発表以外の目的は、ざ瘡(にきび)の講演をできるだけ多く聴講することと、美容皮膚科・レーザー指導専門医の研修会を受講することです。
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そして、くたくたに疲れて帰りましたbullettrain
 
 
ここからは、かなり専門的な話になります。
 
私の発表の題は、「成人女性のざ瘡に対する低用量過酸化ベンゾイル製剤(BPO)の効果」です。
 
成人女性のざ瘡は、経験的にBPOの副作用が多いと感じていたので実際に調べてみました。
 
結果は予想通り、有意差を持って副作用が多かったです。
 
しかし、海外のデータではエピデュオゲルで思春期ざ瘡と成人女性のざ瘡とは副作用に差がないという報告もあります[1]。
 
私自身は、成人女性のざ瘡には今後も注意深く対処していくつもりですが・・。
  
まぁそれはともかく、私が提唱する低用量BPO治療「外用量の調節」は敏感肌に対するものですので、別に成人女性のざ瘡に限ったことではありません。
 
(参考文献)
1.J Clin Anethet Dermatol 2018 Jan;11(1):21-25. 
 
(院長)
 
 
 
 

2018年8月 1日 (水)

ざ瘡(にきび)治療薬エピデュオゲルの使用方法が大胆すぎる?

台風12号typhoonが来てもう少し涼しくなるのかと思いきや、フェーン現象でさらに暑くなってしまったようですwobbly
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この台風12号typhoonは、まだ九州〜沖縄あたりでループsign05を描いて停滞しているようですねcoldsweats02
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日本列島を逆走する様から、天才バカボンの主題歌の「西から昇った・・」のフレーズにちなんでバカボン台風と一部で呼ばれているらしいbleah 
 
この台風は、この前の広島の講演でドンピシャsign01で真上に来たやつですbearing憎たらしいangry
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バカボン台風typhoonのおかげで聴講者ゼロemptyになるんじゃないかと心配しましたが、結構出席していただいて嬉しかったですhappy02
 
何しろ広島は、先日大雨で被災した直後でしたからね。
 
関係者の皆様ありがとうございましたhappy01
 
 
ここからは、かなり専門的な内容になりますcoldsweats01
 
講演後に座長から、私のエピデュオゲル使用方法が大胆ではないか(Kwonらの報告と比べて)というニュアンスの質問を受けました。
 
その時は、その意味するところがよくわからず、見当違いな回答をしてしまいましたwobbly
 
実はよく考えてみると、そのようなことを以前にも誰かに言われたことがあります。
 
先生のやり方は大胆すぎるとshock
 
どうやら当院の方法が、いきなりエピデュオゲル 1/4〜1/2FTUを全顔で外用するためだと思います。
 
マルホのホームページの「ぬり薬を上手に使うコツ エピデュオゲルの使い方」や、Kwonらの論文報告とは異なる使用方法だからそのような質問を受けたのでしょう。
 
マルホのホームページのは、私も監修者の一人です。ではどうして使用方法が異なるのか?
 
実は、Kwonらの報告は、初回からエピデュオゲルを使用する方法です。ですから非常に慎重なのです。
 
私の方法は、必ず先行薬剤として過酸化ベンゾイル(BPO)(+アダパレン)がありますので、すでに皮膚が刺激に慣れているのです。
 
さらに、BPOの接触性皮膚炎の危険性をエピデュオゲル使用時には除外できるため、あのような使用方法になります。
 
ただし中等症以下の症例の多くは、エピデュオゲルを始める1ヶ月程前に0.1%アダパレン(ディフェリン)BPOと併用してアダパレンにも慣れさせる期間を設けます。
 
以上の内容わかりました?coldsweats01
 
しかし、座長の秀教授の鋭い質問には驚きました。
 
 
(参考文献)
H. H. Kwon et al.:Journal of Dermatology; 42:1058-1065(2015)
 
 (院長)
 
danger8月 4日(土)は、第36回 日本美容皮膚科学会(東京)で発表のため院長の診察はありません。しかし診療は予定通り、代診医師2名(八木、登谷で行います。
 

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