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2021年2月

2021年2月28日 (日)

にきび治療のWeb講演 in 名古屋市

昨日は、『名古屋市のざ瘡診療を考える会』でWeb講演をしました。
 
内容は、いつもの『面ぽう治療薬の真髄』です
 
外来が終わってからの講演で、
 
写真のように仕事着でクリニックから配信しましたcoldsweats01
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講演後、たくさんの質問ありがとうございました。
 
回答に窮した質問は、次の3つです。
 
①再発が多い患者さんへの対処方法は?
②スタッフが少ないクリニックでの患者指導は?
③マスクでざ瘡が悪化する方への対処法は?
 
どれもザックリとした質問で、ケースバイケースだよな〜と思いながら答えていたらでグダグダの回答になってしまいましたshockshock
 
そこで、改めて考察してみました。
 
①については、アドヒアランスの問題で、
 
外用量と通院頻度の管理が大切と説明しました。
 
しかし、もっと大切なことを言い忘れていました
 
再発するって?『全顔塗布』してないでしょ!smile
 
これ大切だったhappy02
 
言い忘れてましたcoldsweats01
 
 
②については、当院もスタッフ(うち看護師2名)は多くありません。
 
可能にしているのは、スタッフの情熱ですhappy02
 
これも言うの忘れてました。
 
その情熱の秘密shineは・・secretsmile
 
次からの講演でお話しますwink
 
 
③は、かなり適当に答えてしまいました。
 
実は当院の患者さんは、あまりマスクに影響されていなんです。
 
後でよく考えてみると、これも『全顔塗布』のおかげなんじゃないかと。
 
ちょっと調査してみようと思いました。
 
以上、昨日のグダグダ回答shockを少し訂正します。
 
いや〜勉強になりましたhappy02
 
次回講演への参考とさせていただきますhappy02
 
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(院長)
 

2021年2月25日 (木)

にきび治療の誤解を解く(その①)

他院のにきび治療が不満で、当院を受診された患者さんに、
 
どれくらいの期間通院をしていたかを聞くと、
 
圧倒的に1ヶ月以内が多いcoldsweats01
 
あるインターネット調査(下図)によると、
 
患者さんが想定していた治療期間(A)は、
 
40%が1週間以内、82%が1ヶ月以内でした。
 
しかし、目指したいお肌の状態(B)は、
 
12ヶ月後に到達できる「ツルッとした肌質」42%と最も多かったのです
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要するに、多くの方が12ヶ月で到達できるお肌を1週間で手に入れたいということですcoldsweats02
 
それは、絶対に無理sign01
 
真面目に通って、3ヶ月でようやく赤いにきびが6〜7割減る程度です。
 
まだこの状態では、ニキビ痕もバッチリ残っていて、満足度30%程度でしょう。
 
にきび患者さん、評価メチャ厳しいからcoldsweats01
 
ベピオなら5〜6本消費した頃です。
 
でもそれが世界標準なんですwink
 
ですから初診時に、本人の理想と現実とのギャップ
 
しっかりと埋める必要があります。
 
こういった誤解は治療早期に解決しておかないと、
 
治療に対する不満から脱落の原因になります。
 
 
ところで、今週末も名古屋市とZOOMでつないでにきび治療Web講演を開催します。
 
ベピオによるざ瘡治療『極意』を伝えたいと思っています。
 
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(院長)
 

2021年2月24日 (水)

コロナ禍で日本人の年間死亡者数減少

先日の日本経済新聞によると、
 
高齢化で年々増加していた日本人死亡者数が、
 
昨年は11年ぶりに減少していたらしい。
 
主な理由は、インフルエンザ減少のためです。
  
新聞では、コロナ対策が奏功してとしていますが、
 
違いますng ウイルス干渉によるものです。
 
コロナインフルは同時に流行できないんです。
 
先月の米雑誌WSJでも同様に、
 
コロナ禍で最も死者数が減った国として紹介されていましたcoldsweats02
 
なんと、コロナのおかげて日本人の平均寿命が延びていたんです。
 
今年もコロナが猛威を奮っていますから、 
 
さらに日本人の寿命が延びるかも知れませんねwink
 
最近、コロナワクチンが話題に上がっていますが、
 
ワクチンの効果や副作用云々の前に、日本人に必要か?という話になります。
 
それにしても、こんなに経済を破壊する必要もなかったのにweep
 
本当に、残念でなりませんweep
 
(院長) 
 

2021年2月17日 (水)

エキシマレーザーよる円形脱毛症治療

新型コロナの後遺症として、
 
脱毛症が出現するとマスコミでやっていたらしいshock
 
最近、新型コロナはインフル以下の風邪とバレてきたので、
 
後遺症がー!と煽っているのでしょうcoldsweats01
 
インフルもそうだけど、急性熱性疾患で一時的に脱毛なんて普通でしょう。
 
コロナだけ特に多いという報告はありません。
 
もういい加減煽るのやめないとね。
 
 
ところで、
 
今年の日本皮膚科学会総会では、2つの講演を依頼されています。
 
その1つが、エキシマレーザーshineによる重症円形脱毛症の治療です。
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その効果は、エキシマライトの比ではありません。
 
ただし、最重症の全頭型に関しては少し工夫が必要になります。
 
 
かなりデータも集まってきたので、
 
効果が有る無しの見分け方、照射量の設定方法、照射方法や併用療法の工夫など
 
結構面白い話が出来そうですhappy02
 
(院長)
 
 

2021年2月11日 (木)

にきび治療Web講演会

昨日は休診日でしたが、Web講演を行いました。
 
三重県の皮膚科専門医会の先生方への講演です。
Photo
 
ベピオゲルの効果的な使用法を広めるために頑張っていますgood
 
ベピオゲルを使って効果がない方は、大概は使用量が少なすぎです。
 
当院では、通常月2本(30g)使用します(*)
 
3ヶ月で6本使ってまずまずの効果、
 
半年で12本使ってようやく綺麗なお肌になってくるのが通常です。
 
ただし、適当に月30g塗れば、確実に副作用が出るでしょうshock
 
よって、そこにテクニックが必要なのですwink
 
 
ところで昨年は、新型コロナのために、
 
講演が次々とキャンセルになりました。
 
しかし昨年の秋頃から、Web講演が徐々に増加し、
 
今年に入って一挙に講演依頼が増えましたhappy02
 
今年の6月の総会までに、既に10件以上になっていますcoldsweats02
 
少しは、現地に行って講演がしたいんですけどねcoldsweats01
  
でもマスコミが、新型コロナを煽りまくってますから、
 
当分はこのスタイルの講演が続く模様ですcoldsweats01 
 
(院長)
 
(*)外用量は、肌質に合わせて増減しますので、30g以下でも効果があればOKです。
 
 

2021年2月 5日 (金)

ザラザラ肌は単なる乾燥肌ではない!

乾燥には保湿が大切と思い、痒がるザラザラ肌(下写真)に
 
一生懸命保湿剤を塗るけれど、どんどん痒みが悪化するcoldsweats02
 
こんな訴えの小児の患者さんが結構来られます。
Photo
 
鳥肌様にブツブツして、触れるとザラザラしています。
  
それは、単なる乾燥肌ではなくて、既にアトピー性皮膚かもしれませんshock
 
小児の肌は、本来はスベスベです。乾燥すればカサカサです。
 
しかし、ザラザラではありません。そして痒がる。
 
そんな肌に保湿だけしてもどんどん悪化するでしょうshock
 
ここには、アトピーの炎症細胞が無数に浸潤しています。
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大人のアトピーの肌質は、まさにこの状態の延長なのです。
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痒がる子供のザラザラ肌は、
 
アトピー性皮膚炎のはじまりです。
 
保湿のみで放置せず、治療しましょうwink
 
(院長)
 

2021年2月 2日 (火)

2月土曜日の応援医師

土曜日の午前診は、応援医師による2診体制で行っています。
 
2月の土曜日午前診の応援医師は以下の通りです。
 
2月 6日 勝尾医師
2月13日 八木医師
2月20日 桒井(くわい)医師
2月27日 八木医師
 
以上よろしくお願い致します。
 
(院長)
 

2021年2月 1日 (月)

「新型コロナウイルス感染症」考

今年は、年始から大雪で大変でしたね。
 
でも福井の冬はまだまだこれからです。長いね〜crying
 
コロナ感染もこれからがピークでしょう。
 
と言ってもインフルほどではなく、死者数もずーと少ない上に
 
70歳以上が75%も占めていて、恐らく今の第3波だけなら90%くらいになっているでしょう。
 
ちなみに、30歳以下の死者数は14人(0.25%)、20歳以下は2人(0.036%)です。
 
コロナで死ぬ人、平均寿命超えてんじゃねwink
 
その上、PCR検査は偽陽性多すぎで、実際の感染者数や死者数はずーと少ないらしい。
 
そしてPCR検査ダメという論文がNatureにも載りましたね[1]
 
どうやら、なんでもない風邪を、誤った検査で
 
空騒ぎしているようです。
 
少なくとも日本では。
 
こんなこと、皆さんもうすうす気づいてましたよねwink
 
さらに、ロックダウンすると感染者が増えると言う論文もScienceより出ました[2]
 
緊急事態宣言どうすんの?
 
困ったもんです。
 
(参考文献)
 
[1] SARS-Cov-2 genomic and subgenomic RNAs in dagnostic samples are not an indicator  of active repication Nature com. 2020 Nov 27;11(1):6059
 
[2]Transmission heterogeneities, kinetics, and controllability of SARS-CoV-2 Science. 2021 Jan 15;371(6526):2424

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