最強の紫外線治療器を導入!
本日は、当院に全身照射型ナローバンドUVB紫外線治療器 ダブリン3が搬入されましたで、でかい
TL-01ナローバンドUVB電球が48本も入っており、まさに照度は最強です。いままで使っていた機械(7シリーズ)の3倍です
これで、紫外線治療器は5台目です。設備では、大学病院並みですね
紫外線療法というと、一般の方にはあまり馴染みがないかと思いますが、皮膚科医にとっては必須の治療法です
紫外線の中でも波長が311±11nmにピークを持つものをナローバンドUVBと言い、多くの難治性皮膚疾患に効果があります。
乾癬やアトピーの皮疹が改善し、白斑の色素が戻り、果ては円形脱毛症や皮膚悪性リンパ腫にも効果があります。不思議な光です。
この治療法が日本に導入されたのは2000年以降ですが、私自身は2004年頃にはすでにこの治療を病院で行っていました。
さらに、エキシマライト(ナローバンドUVBの一種)療法も北陸では最も早くから導入し、ナローバンドUVB療法にはひとかたならぬこだわりがあります。
そして、次の目標はエキシマレーザー(X-TRAC)ですね早く保険適応になってもらいたいですね。
今年は、エキシマライト療法について第116回 日本皮膚科学会総会で講演をする予定です。
私の講演の前に、カルフォルニア大学のジョン・クー教授のエキシマレーザーの講演があります。今から楽しみです
とにかく、このダブリン3の導入によって、明日からの診療がさらにパワーアップすることは確実です
(院長)