カテゴリ「尋常性乾癬」の17件の記事 Feed

2023年7月24日 (月)

いよいよダイビングシーズン到来!

 先日行われた乾癬治療薬ドボベットフォーム 
 
の全国講演会は、2000人以上の医療関係者が聴講され、
 
盛況のうちに終了しましたhappy02
 
写真は、当院師長の講演の
 
リハーサル(上)と本番(下)です。
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素晴らしい講演でしたhappy02
 
これから8月末までは全く講演を入れていません。
 
何故ならダイビングシーズンに入るからです。
 
これからしばらくは、ダイビング三昧ですwink
 
昨日も越前海岸壁石(かぶし)
 
ダイビングmistに行ってきましたhappy01
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水温は、水面が27〜28度で、
 
水底は25〜26度でした。
 
この時期としては暖かい方ですねhappy02
 
まだビーチダイブしかしていませんが、
 
奥桃源やオレンジバケットは大きなキジハタ
 
が群れていましたgood
 
来週は、もっと透明が上がって、
 
越前ブルーが見られるかもしれませんhappy02 
 
(院長)
 
下動画は、以前に撮った壁石の水中映像です。
 

2023年7月11日 (火)

ドボベットフォーム全国講演会

今週末7月15日(土)は、
 
乾癬の外用治療薬ドボベットフォーム
 
全国講演会が東京で開催されます。
 
当院の師長が講演します(➡︎)happy02
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Photo
 
ドボベットフォームは、
 
スプレー式の乾癬治療薬ですが、
 
外用剤の中では、抜群に効果がありますhappy02
 
また、紫外線療法との相性もよく、
 
当院では乾癬外用剤の第一選択薬になっています。
 
乾癬でまだ使っていない方は、是非試してくださいwink
  
(院長)
 
*7月15日(土)は、ドボベットフォーム全国講演会のため休診とさせていただいます。
 

2022年4月13日 (水)

乾癬治療ピラミッドの完成をめざして

この前の土曜日、『乾癬治療を考える会 in Fukui』
 
講演(ハイブリッド)をしました。
 
内容は、クリニックでの生物学的製剤の使用についてです。
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この治療薬は、凄まじい効果を発揮しますhappy02
 
当院で使用している患者さん達は、
 
重症であったにもかかわらず、
 
皮疹は、ほぼゼロzeroですgood
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(福井赤十字病院提供)
 
しかし福井県では、まだあまり普及していません。
 
そこで、この治療の普及のために、
 
まず私が講演し、その後ディスカッションをしましたhappy02
 
乾癬治療は下図のように、多くの治療法があります。
 
これを乾癬治療ピラミッドと言います。
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当院では、このピラミッドの完成を目指しているため、
 
生物学的製剤は必須なのです。
 
しかし、このピラミッドの完成は結構大変ですcatface
 
紫外線療法は、高額な機器の導入が必要ですし、
 
生物学的製剤は、病院との連携が必須です。
 
しかし、他の治療では歯が立たなかった
 
重症の患者さん達が劇的に改善しています。
 
重症でなくても、
 
皮疹をゼロzeroにしたい患者さんも投与可能です。
 
また、生物学的製剤の他にも、このピラミッドのように
 
乾癬の患者さんには多くの選択肢があるのです。
 
患者さん達の要望に応えるためにも、クリニックには、
 
このピラミッドの完成をめざして欲しいwink
Photo
(第120回 日本皮膚科学会総会での講演より)
 
(院長)
 
*現在当院では、アトピー治療のデュピクセントを含め、130人以上の患者さんに生物学的製剤を投与しています。高額な薬剤のため良く誤解されるのですが、この治療で当院の金銭的メリットはほとんどありません。院外処方ですし、追加の治療も必要なく、患者さんの通院頻度も下がるため、むしろマイナスでしょう。しかし、患者さんが非常に良くなることが最大のメリットなのですhappy02
 

2021年6月14日 (月)

第120回日本皮膚科学会総会にて講演

先週末、第120回日本皮膚科学会総会で講演してきましたhappy01
 
対面とWEBのハイブリッド開催でした。
 
私は、イーブニングセミナー21モーニングセミナー11
 
2つの講演を依頼されていましたhappy01
 
土曜日のイブニングセミナー21では、
  
当院でのエキシマレーザーthunderによる
 
円形脱毛症尋常性白斑の治療を講演しました。
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このレーザー治療は、
 
現在日本国内でも20施設程度でしか受けることができない、
  
紫外線治療の最高峰です。
 
そしてこの学会で、このレーザーを使った
 
円形脱毛症尋常性白斑に対する
 
最先端の治療を披露しましたhappy02
 
  
翌日日曜日のモーニングセミナー11は、
 
乾癬生物学的製剤(バイオ)病診連携のお話をしました。
Photo
 
全クリニックの99.51%を占めるバイオ非承認施設のために、
 
バイオ導入ノウハウを解説しました。
 
その観点からバイオを選択すると、
 
コセンティクス(セクキヌマブ)一択しかない
 
という事実に突き当たりますwink
 
それは何故か?
 
それを詳しく解説しましたgood
 
 
私にとって、今年最大のイベントであった
 
総会での2つの講演が終わりました。疲れた〜coldsweats01
 
でも楽しかったなぁhappy02
 
また来年もここで講演できるように
 
精進したいと思います。
 
(院長)
 

2021年5月29日 (土)

乾癬の生物学的製剤(バイオ)治療の実態

もうかれこれ10ヶ月くらいダイビング をしていないのでcrying
 
最近はいつもダイビング をしている夢を見ますsmile
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ところで今回のお話は、乾癬生物学的製剤(バイオ)のお話です。
 
乾癬バイオ治療が日本で開始されて10年が経ちました。
 
その効果は凄まじく、重症患者さんでも、
 
ほとんどの皮疹が消失しますgood
Case_psoriasis_vulgaris_p05(写真:福井赤十字病院皮膚科提供)
  
最近では、乾癬の原因をピンポイントで抑えられる様になり、
 
より強力に、より副作用が少ないバイオ製剤が開発されてきましたhappy02
 
しかし、この画期的な治療があまり広まっていないのですweep
 
特にクリニックでは顕著です。
 
その状況は、バイオ承認施設の数でわかります。
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99.51%は、概ねバイオ導入に関心がないクリニックです。
 
当然患者さんに、その詳しい紹介などしていないでしょうweep
 
その理由は、クリニックにとって、治療内容とは関係なく
 
超えなければいけないハードルが多いことですcoldsweats02
 
しかし、この99.51%のクリニックが動かなければ、
 
バイオの明日はありません。
 
ということで、この99.51%のクリニック向けに
 
 
当院が、バイオを導入する理由とそのノウハウを解説します。
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今までの乾癬バイオの講演は、
 
この0.49%の承認施設向けであり、
 
あまりに高度すぎて99.51%の非承認施設向きではありませんでした。
 
非承認施設向けの「やさしいバイオの導入」みたいな内容の講演を行いたいと思っていますwink
 
(院長)
 
*ダイビングの写真の人物は私です。
 

2020年10月 9日 (金)

北陸乾癬Bioリモートカンファレンス

来週末は、乾癬生物学的製剤WEB講演をします。
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当院では、積極的に生物学的製剤を導入しています。
 
福井県で導入している皮膚科クリニックは当院だけです。
 
何故クリニックは、生物学的製剤を導入しないのか?
 
それは、経済的メリットがないだけでなく、導入にはかなりの労力が要るからです。
 
また紫外線療法も、当院では全身型ナローバンドUVB〜エキシマレーザーthunderまで全てのラインナップを揃えていますが、
 
これも、同様の理由から導入しているクリニックはかなり少ない。
 
何故そこまでして導入するのか?
 
それは、当院において乾癬治療ピラミッド(下図)を完成させたかったからです。
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当院で全ての乾癬治療が可能となることで、患者さん一人一人に最も適切な治療を提供していきたいと考えています。
 
よって当講演では、当院の考える乾癬治療ピラミッドについてお話ししたいと思います。
 
(院長)
 

2019年7月 1日 (月)

オテズラ発売2周年記念講演会

昨日は、講演のため東京に行っていました。
 
乾癬治療薬オテズラ発売2周年記念講演会です。聴講者は160人だったそうです。
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オテズラ紫外線治療の併用が如何に安全で効果的であるかを講演してきましたhappy02
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最後は、演者全員が壇上に上がってパネルディスカッションが行われました。あまり難しい質問が当たらなくてよかったsmile
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乾癬(下写真)という病気は、アトピー性皮膚炎と同じように全身に広がる慢性の皮膚疾患です。
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しかしアトピー性皮膚炎と決定的に違うところは、十数年の経過で関節や内臓が侵されてくることがある点です。
 
関節で言えば、関節リウマチと同じように痛く変形しいきます。
 
乾癬性関節炎というもので、乾癬患者さんの10〜20%くらいに発症します。
 
オテズラは、この発症を抑えてくれる薬剤でもあります。さらに、安全性も高い。 
 
値段が高くなければ、中等症以上の乾癬患者さん全員に常用してもらいたいくらいですねsmile
 
とにかく、講演が無事終了してほっとしました。
 
今日から7月突入ですね。
 
来院患者さんが最も多くなる月です。
 
気合を入れて診療がんばりますgood
 
(院長)
 
 

2019年4月17日 (水)

乾癬(かんせん)のバイオ特別外来

暖かくなってきましたね。
 
下写真は、昨日撮影したものですが、
 
日中は雲一つない青空でしたsun気持ちが良かったなぁhappy01
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ところで今回のお話は、
 
生物学的製剤(バイオ)病診連携についてです。
 
当院では、乾癬バイオ特別外来を2012年より開いており、
 
福井赤十字病院hospital病診連携を行っています。
  
本日は、その病診連携について、
 
福井赤十字病院hospitalの八木先生とミーティングをしました。
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この病診連携とは何かというと、
 
要するに、生物学的製剤の導入は病院で行ってもらって、
 
経過の良い方はクリニックに通院ができるというものです。
 
では、クリニックに通院するとどういったメリットがあるのでしょうか?
 
ずばり、通院頻度が半分に減りますhappy02
  
要するに、3ヶ月に1回の受診頻度になります。
 
さらに、当院においては特別外来なので待ち時間はゼロですhappy02
 
病院と違って、土曜日の受診も可能性です。
 
詳細は割愛しますが、他にも色々なメリットがあります。
 
凄く良いでしょ。
  
しかし、あまり知られていないんですよcrying
 
ほとんどの生物学的製剤使用の乾癬患者さんは、
 
クリニックに通えないと思っています。特に福井県ではcrying
 
これを如何に周知させていくか?
 
それを相談する会議ですねwink
 
病診連携をするクリニックがもっと増えれば、
 
生物学的製剤の患者さんは、
 
もっと楽に通院できるようになりますhappy02
 
(院長)
 

2019年2月 9日 (土)

乾癬における生物学的製剤治療の病診連携

昨日は、hospital福井赤十字病院皮膚科と私を含めた若干名で乾癬治療の研究会を行いました。
 
京都大学皮膚科講師の本田先生をお招きして、講演を拝聴した後にディスカッションを行いました。
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講演では、生物学的製剤の使用経験や、関節エコーを用いた乾癬性関節炎早期診断の試みを教えてもらいました。
 
今年は、前回のブログでお話した様に福井赤十字病院hospitalと病診連携を強化してく予定ですが、これもその一貫です。
 
乾癬治療において生物学的製剤の新薬が続々と上市されいます。その効果は絶大ですsign03
 
しかし福井県では、クリニックレベルで行っているのは当院のみであまり普及していませんcoldsweats02
 
その理由は端的にいうと、クリニックにはメリットが無く負担の方が非常に大きいからですcrying 
 
それでも当院で生物学的製剤を受けたいという患者さんのために、この治療を続けて行こうと思っています。
 
そのためには、治療の導入や定期的な検査などで病院の助けが絶対に必要となります。
 
こういった病診連携は、病院医師にも負担になるのですが、
 
福井赤十字病院hospitalと当院の信頼関係からバックアップしてもらっています。
 
なんとか、この病診連携を福井県で普及させたいですねwink
 
生物学的製剤使用中の患者さん側にも、クリニックに通っているメリットを享受してもらうために、
 
完全予約制としており待ち時間ゼロと利便性をアップしていますhappy02
 
(院長)
 
 

2018年8月 8日 (水)

乾癬患者を支える10人の物語

講演ラッシュが一段落して、しばらくゆっくりできそうですhappy01
 
と言っても、夏は皮膚科の繁忙期で、来院患者さんは連日200人を超えていますので、ヘロヘロ状態ではありますが・・coldsweats01
 
知り合いの皮膚科は、300人を超えているらしく、体調は大丈夫なんでしょうか?coldsweats02
 
ところで、 
 
先日当院でインタビューがあった「乾癬患者を支える10人の物語 」の冊子ができあがってきましたhappy02
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中に、師長のインタビューが載っていました。わたしの写真もちょっぴり載せてもらっていますsmile彼女は、オテズラ外来の発案者でもあります。
 
彼女の乾癬患者さんを支える物語(ものがたり)が紹介されていましたhappy01
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実はあまり知られていませんが、当院で最も力を入れているのは乾癬治療です。
 
エキシマライト治療生物学的製剤の病診連携、北陸のどの医療機関よりも早くから導入してきました。
 
そして昨年は、新薬オテズラの発売に合わせてオテズラ外来を開始しました。この外来では、特に紫外線療法との組み合わせに力を入れています。
 
さらに来年は、最新秘密兵器shineを導入しますsecretこれは凄いよ〜smile
  
乾癬治療は日々進歩しています。治療は多彩であり、患者さん個々人によって異なります。
 
悩んだら皮膚科専門医を訪ねてみてください。あなたに合った治療法の提案がきっとあるはずですよhappy01
   
(院長)
 
 

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