毛虫皮膚炎&とびひに注意




夏真っ盛りですね
猛暑の中のクリニックの写真です 暑さ伝わりましたか?
暑い日が続いていますので、皆様お体にお気を付け下さい
暑さとともに、子供のとびひが流行してきました
とびひの正式名称は、伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といって、ブドウ球菌や溶連菌などの細菌感染症です。
接触によって移り、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がることより、とびひ、といわれています
特徴は、英語でhoney color(はちみつ色)と称せられる、この黄色いかさぶたです。
特に今年は、抗生物質が効きにくいMRSA(多剤耐性ブドウ球菌)のとびひが比較的多いようですね
治療は、抗生剤の使用ですが、耐性菌を作らない工夫や患部をしっかり洗うなどのスキンケアが大切です
そして、実はあまり知られていないんですが、治療後のスキンケアが再発予防にもっとも大切です
とびひを繰り返す子供がよくいますが、このスキンケアが不十分なケースが多いですね
(院長)
今回の記事とは関係ありませんが、夏休みでもあり現在レーザーおよび手術(ほくろやシミとり、良性腫瘍の切除など)の予約が2ヶ月先までいっぱいです
お急ぎでなければ秋以降に予約が減ってきますのでその時期の受診をお勧めします
お急ぎの方は、私が信頼をおいている形成外科医あるいは皮膚科医に紹介させていただきます
電話でのご相談はお受けしておりませんのでご遠慮ください
とびひの患者さんが増えてきました。7、8月は、とびひが最も多くなる季節です
正式名称は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といって、ブドウ球菌や溶連菌などの細菌感染症です。接触によって移り、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がることより、とびひ、といわれています
下写真のように、水ぶくれや黄色いかさぶたがついているのがとびひですね。この写真では、肘当たりに小さなとびひがいっぱいありますね
原因は菌ですが、感染を引き起こし易い箇所に起こります。そこは、ケガや、湿疹で引っ掻いたあとなど、皮膚のバリアーが破壊されていところです。
治療は、2段階で行います。1段階目は、とびひの治療。抗生物質の内服や外用を5ー7日程度行います。とびひが治ったら、2段階目の湿疹などの治療および予防のためのスキンケア指導を行います。これをしておかないととびひを繰り返すことになります。
7月はまだ耐性菌が少なくて簡単になおりますが、8月中旬になると重症化しやく入院が必要になることもあります
お子さんがとびひかなと思ったら、すぐに皮膚科を受診させましょう
(院長)
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