カテゴリ「皮膚がん」の9件の記事 Feed

2016年11月27日 (日)

皮膚癌(ひふがん)の早期発見

当院は、皮膚癌(がん)の早期発見に力を入れており、皮膚癌を疑って受診される患者さんがかなり多いですね。
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(上写真:基底細胞癌)
  
特にホクロの癌(悪性黒色腫、メラノーマ)の場合、昔は肉眼で疑って、危なそうだったら手術を勧めるというパターンでした。
 
しかし最近では、ダーモスコピー(下写真)によってかなり正確な診断ができるようになってきました。
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下写真は、今年の夏に受診された患者さんの黒子(ほくろ)ダーモスコピー所見です。
 
中心に潰瘍(⭐️)があり、その周囲に不規則な白い部分(blue-whitish veil:白矢印)があります。その他に、irregular black dotsや腫瘍辺縁にirregular pigment networkとregressionを思わせる所見(黒矢印)等々があり、悪性黒色腫(メラノーマ)を強く疑わせる所見満載ですshock
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直ちに行った病理検査の結果は、やはり悪性黒色腫(メラノーマ)でした。
 
幸い他臓器への転移はなく、センチネルリンパ節生検も陰性でした。あと数ヶ月ほっておいたら危なかったなぁcoldsweats02
 
ここ最近、メラノーマやパジェット病、肉腫などの悪性腫瘍の若い患者さんが多いです。たまたまなんででしょうが、少し気になりますねshock
 
幸いどの患者さんも早期に治療が開始できてよかったですhappy02
 
気になる出来物や黒子がある場合は早めに受診してください。ダーモスコピー検査は痛みがなく、数分で終わります。もちろん、保険適応ですよgood
 
(院長)
 
*土曜日の午前診は、応援医師による2診体制で行っています。
 
12月の土曜日午前診の応援医師が決定しましたので掲示します。
 
12月 3日 応援なし
12月10日 登谷医師(女性医師)
12月17日 日本皮膚科学会京滋地方会出席のため全日休診
12月24日 藤田医師
 
danger12月17日(土)は午前午後とも休診です。
 
 

2015年9月17日 (木)

大阪赤十字病院に出勤

昨日は、大阪赤十字病院hospitalに出勤してきました。私、この病院の非常勤医師としても働いていますwink
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大阪赤十字病院hospitalは、京大関連病院の中では最も皮膚悪性腫瘍(皮膚ガン)の治療を行っている病院です。ここの部長の立花先生は、私のこの分野の師匠でもあります。
 
皮膚悪性腫瘍を勉強するために、休診日である水曜日を利用して、不定期に出勤しています。
 
皮膚悪性腫瘍は、私のライフワークの1つですのでこれからも頑張って通いたいと思います。
 
(院長)
 
 
*9月の土曜日午前診の応援医師が以下のように変更になりました。
 
9月12日 藤田医師
9月19日 応援医師なし
9月26日 横田医師 登谷医師
 
9/19(土)は医師が一人となっておりますので、大変な混雑が予想されます。
 
 
 

2015年4月16日 (木)

大阪赤十字病院

昨日は、大阪赤十字病院hospitalに行ってきました。福井赤十字病院hospitalに比べるとかなり大きいですね。
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実は私、今年の4月よりここの非常勤医師となりました。不定期ではありますが、主に皮膚悪性腫瘍(皮膚がん)の治療を手伝いに行く予定です。
 
大阪赤十字病院は、京大関連病院の中でも最も皮膚悪性腫瘍の治療を行っている病院ですので、大いに勉強していきたいと思いますhappy02
 
夜は、みんなで食事をした後に、大阪造幣局の桜の通り抜けcherryblossomに行ってきました。
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師長の横でピースサインをしているのは、この前まで当院でも勤務してもらっていた一ノ名(旧姓 登谷)先生です。患者さんに非常に人気が高かった先生で、当院でもたまに働いてもらえないか交渉中ですsmile
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大阪赤十字病院皮膚科部長の立花隆夫先生と一緒に。
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皮膚がんの治療は、開業してしまうとほとんどの方は勉強しなくなります。というか、勉強する余裕がなくなりますcrying
 
しかし、悪性腫瘍指導専門医としては、開業しているから皮膚がんは勉強していませんでは通じませんし、厳しい更新基準もクリアできません。日常診療だけでも大変ですが、頑張って勉強していきたいと思いますscissors
 
また、このような機会を与えてくださった大阪赤十字病院皮膚科の立花部長や、滋賀医科大学皮膚科 田中教授に感謝申し上げます。
 
(院長)
 
 
 

2015年2月27日 (金)

人をだめにするソファ

久しぶりの更新です。
 
最近ノラ君catに、無印良品のソファ(通称「人をだめにするソファ」)を買ってやったら、結構気に入って座っています。
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お顔を見るとキリッ!としていて、「だめ猫」にはなっていないようですねsmile可愛いでしょhappy01
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ところで次は、センチネルリンパ節生検の話題ですhappy01
 
この前ブログでとりあげた悪性黒色腫(メラノーマ)センチネルリンパ節生検の結果は陰性でした。これで、腋窩リンパ節郭清(リンパ節を全て切除すること)をする必要はなくなりました。良かったですねhappy01
 
 
リンパ節郭清は術後の合併症のことを考えると、する必要がなければしたくありません。その必要性の有無を判断するために行われるのが、センチネルリンパ節生検なんですgood
 
実は数日前にも、外陰部のある皮膚がんセンチネルリンパ節生検を行いました。下写真はそのときの蛍光法の写真です。
(注)センチネルリンパ節生検は、色素法、RI法、蛍光法の3種類があります。
 
病変部は外陰部の左側なのに、なんと右側に流れて、さらにUターンして()右鼠径リンパ節()に入りましたcoldsweats02。今回は、蛍光法がすごく役立ちましたねhappy02
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センチネルリンパ節とは、最初に転移するリンパ節ですから、これに転移がなければ郭清をする必要はありません。
 
センチネルリンパ節生検を行うことによって、リンパ節郭清の必要性の有無を正確に判断できるようになり、患者さんの負担が大幅に改善されましたhappy01
 
日々進歩する最新の検査や治療法を学ぶためにも、今後も貪欲に学会参加をして研鑽に努めます。その為に休診させて頂く事が有り、ご不便をおかけしますがご理解下さい。
  
(院長)
 
 
 

2015年2月 9日 (月)

足の黒子(ほくろ)

最近メディアで黒子の癌悪性黒色腫、メラノーマ)が定期的に取り上げられているので、自分の黒子(ほくろ)が心配で受診される方が増えていますhappy01
 
当院のブログの写真は、結構メディアから使用依頼が来るので、みなさんが見ている放送は当院の写真が使用されているかもしれませんねsmile
 
ところで日本人の場合は、足底に黒子(ほくろ)の癌が発生し易いのですshock
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昔は肉眼eyeで見て、危なそうだったら手術をすすめていたのですが、現在はダーモスコピー(下写真)を使って正確に診断ができるようになりましたhappy01
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例えば足底の黒子(ほくろ)ダーモスコピーでみると、次のように見えることがあります。
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足の裏には指紋があります。上写真のように、指紋の溝に沿って着色(焦げ茶色)を示すパターンを、皮溝(ひこう)平行パターン(parallel furrow pattern)といって良性のパターンです。悪性になることはまずありませんgood
 
次の写真のように見えることもあります。
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着色が、溝と溝の間の皮丘(ひきゅう)というところに着いています。これは、皮丘パターン(parallel ridge pattern)といって悪性である可能性が高くなりますshock積極的に手術(生検)をして病理検査をすすめます。
  
次のパターンは刷毛ではいたような着色(繊維状パターンfibrillar pattern)です。
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このパターンは、悪性の可能性は低いです。しかし、可能性はありますので経過観察が必要です。7mmより大きいものは切除して病理検査をすることが勧められています。
 
  
下写真の患者さんは、上写真のようなfibrillar patternの方の経過をみていたときに、ある日突然、矢印の灰色の部分(直径1mm)が出現しました。whitish veilという悪性の所見です。至急検査のため予約をいれたのですが・・。
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患者さんは予約日に来られず、呼び出しに応じて受診されたころには、whitish veil(←)はさらに大きくなっていました。
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たった2mm程度の所見(黒子自体は8mm程度)に対して2cm以上の十分なマージンで切除しました。完治できたと思いました。その後数年経過はよかったのですが・・。
 
私が福井赤十字病院hospitalを去って後に局所再発し、その後局所リンパ節を経由して全身に転移を起こしてしまいました。このときほど、この癌の恐ろしさを感じたことはありません。
 
黒子の癌(悪性黒色腫、メラノーマ)には十分な注意が必要です。足の黒子(ほくろ)が気になる方は、ダーモスコピー検査をしましょうhappy01
 
(院長)
  
*現在当院では、3種類8台のダーモスコピーを所有しています。
1)DermaLite Lumio S
Dermalite
 
2)Epi light 
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3)Handyscope
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それぞれ特徴があり、正確な診断のために用途にあわせて使用しています。
 
*本文中の皮丘パターンの検査結果は良性でした。改めて見ると一部皮溝パターン(double dotted variant)をみとめるようです。どちらが優位かというと、皮丘パターンということになりました。
 
 

2015年2月 5日 (木)

悪性黒色腫(メラノーマ)のセンチネルリンパ節生検

昨日水曜日は、悪性黒色腫(メラノーマ)の手術とセンチネルリンパ節生検を行いに福井赤十字病院hospitalに行ってきました。
 
センチネルリンパ節生検というのは、乳がんや悪性黒色腫で最近行われるようになってきた最先端の検査です。 
 
センチネルリンパ節とは、癌が最初に転移するリンパ節のことです。ここに癌が転移していなければ、他のどのリンパ節にも転移していないこと意味します。
 
下写真は、蛍光色素を下背部の病変周囲に注入した後に、左腋窩を撮影したものです。黄い矢印は、センチネルリンパ節に流入するリンパ管、赤い矢印はセンチネルリンパ節です。ばっちりとセンチネルリンパ節をとらえることができましたgood
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センチネルリンパ節を見つける方法は3つあります。上写真のように蛍光色素を使った蛍光法、放射性同位元素を使ったRI法、特殊な色素を使った色素法です。
 
福井赤十字病院hospitalは、3つの方法を全て使って100%の検出率を目指しています[1][2]happy02 このリンパ節に転移があるかどうかで、病期(ステージ)と治療方針が大きくかわるのです。正確にみつけなければいけませんthink
 
下写真は、以前行ったセンチネルリンパ節生検蛍光法)です。左踵の悪性黒色腫(メラノーマ)だったと思います。
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蛍光法は、こんな感じでリンパ管が一目瞭然なんです。すごいでしょgood画像が綺麗なのは、このときはカメラから直接録画していたからですね。 
 
未だに、この3つの方法を行っている皮膚科施設は全国的にはめずらしいようです。またさらに、これをするために病院に出張する開業医も全国的にはめずらしいかもしれませんねsmile
 
悪性黒色腫(メラノーマ)の診断と治療は、私の専門分野の1つです。黒子(ほくろ)が心配になったら受診してください。的確に診断しますhappy01
 
(参考文献)
[1]中川雄仁、藤井弘子、西村陽一: 当院におけるセンチネルリンパ節生検蛍光法の経験 皮膚の科学 2008: 7(1);75-78
[2]中川雄仁、藤井弘子、西村陽一: desmoplastic malignant melanomaの1例 臨床皮膚科: 2008: 62(8); 571-574
   
(院長)
 
 

2012年10月25日 (木)

皮膚癌は侮れない!

先週、30才代の方の黒子(ほくろ)の手術(切除術)をしました。

 
写真はこれです。鼻翼外側にほくろ? 直径2mm程度なんですcoldsweats02
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なぜレーザーでなく手術(切除)を選択したかというと、ダーモスコピー検査の所見がこれだったからですwobbly
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専門医の方はおわかりですよね。multiple blue-gray globules + arborizing vesselsなどから基底細胞癌が強く疑われますshock
 
 
この若さでこの大きさ、見逃しそうcoldsweats01
 
 
マージンを1mm以上とって切除しました。病理検査はやはり基底細胞癌でした。
 
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表皮下面からbuddingしている腫瘍細胞がみてとれます。cleftもありますね。
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手術方法は、Open treatment + purse-string suture、いわゆるくり抜き巾着術です。
 
 
この手術法は、5mm以下の黒子などの腫瘍には、レーザー並(以上?)にきれいに仕上がり、術後処置も簡単で、良性なら再発の心配もなく、病理検査もでき、悪性の再発も発見し易いなど良いことずくめですhappy02
 
 
この治療法は、いつかまとめて報告しますねwink
 
 
とにかく黒子(のようなできもの)を侮ってはいけませんbearing
 
 
検査もせずに安易にレーザーなんかで、ジャーと取ってもらったらダメですよng
 
 
顔に何か黒子のようできものができて心配な方は、皮膚科専門医に相談しましょうhappy01
 
 
(院長)
 
appleこの患者さんは、病理検査で完全に切除されているのを確認しました。恐らく再発はないでしょう。また、ブログ掲載に快く承諾いただきまして誠に感謝しております。
 
banana当患者さんのその後(手術後4ヶ月)の経過です。再発はありません。術創は少し赤いですが、この程度であれば1年後は全くわからなくなりますねhappy01
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にしむら皮フ科クリニックのホームページ

2012年2月 2日 (木)

皮膚癌(がん)に注意しましょうshock

毎週水曜日は、一般診療は休診ですが、レーザー治療shineや大きな手術を予約で行っています。

昨日は、午前中にレセプトを済ませ、午後から皮膚癌(がん)の手術を行いました。

これが、その方の初診時の写真です。おでこの5mm程度の色素斑です。普通の方には、シミかほくろにしか見えませんよねcoldsweats01
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ダーモスコピー検査を行ってみました。
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腫瘍辺縁に、楓の葉っぱ様(maple leaf-like)と表現される所見(→)がみられます。基底細胞癌(がん)によく見られる所見ですshock
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患者さんに説明して皮膚を一部取って病理検査を行いました。
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やはり基底細胞癌(がん)(→:表在型)でした。

ダーモスコピー(痛みのない数分の検査)のお陰で、皮膚癌(がん)の診断が簡単にできるようになりましたhappy01
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この患者さんは、ほくろと勘違いして簡単に取ってもらうつもりで来られたようですcoldsweats02

どこかで安易に切除されていたら大変なことになっていたかもしれませんshock

ほくろやシミの治療の前には、皮膚科専門医に相談されることをおすすめしますconfident

(院長)

*ダーモスコピーの写真をよくみると腫瘍周辺(周囲1〜2mm)の皮膚の状態(texture)がすこしおかしいですね。ここにも(subclinicalに)癌がいると思われます。切除範囲は、発症部位や組織型なども考慮して決めましたgood

*ダーモスコピー所見は、他にもCrystallineWhite shiny clodsと思われる所見が見えています。わかります?

*昨年の11月受診時の術創(→)の写真です。おでこのシワを利用して縫っています。キズ、ほとんどわからないでしょうgood

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〠918-8105 福井県福井市木田3丁目2605 
にしむら皮フ科クリニックのホームページ

2010年12月16日 (木)

早期発見!黒子(ほくろ)のガン

当院には、足うらの黒子(ほくろ)を気にされて多くの患者さんが受診されます。長年の啓蒙活動が功を奏して、足の裏の黒子はやばいということはよく知られるようになりました。
他の皮膚がんと違って、早期より転移しやすいために気づいたときには手遅れになることが多い癌ですshock

早期診断は非常に難しかったんですが、ダーモスコピー(下写真)の出現により早期に癌を見つけて治療できるようになりましたgood 
特殊なライトで皮膚表面の乱反射を防ぎ、皮膚の内部を透視する仕組みです。
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皮膚悪性腫瘍診療ガイドラインでも推奨度Aで、早期発見に役立つとしています。
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虫メガネではないので、のぞけば誰でもわかるものではありません。ある決められたパターンを覚える必要があります。これが結構難しい。皮膚科医でも特殊な訓練をしないとできません。


あるとき、足のかかとの黒子が心配になりある患者さんが受診されました(写真は本人の掲載許可を得ています)。
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ダーモスコピーは、fibrillar pattern(褐色部分)の中に、ほんの少し灰白色(→)のところがあります。わかります? わずか1mmの変化です。
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精密検査の予約をして帰宅してもらったんですが、患者さんすっかり忘れていて来なかったんですねcoldsweats02 何度か呼び出してやっときてもらったときには、既に2ヶ月ほど経過していました。そのときのダーモスコピーがこれです。灰白色部分が拡大して明らかに進行していますweep
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この灰白色の部分は、(blue-)whitish veilとよばれメラノーマに(まれにSpitz母斑にも)特異的に見られます。直ちに入院して手術を行いました。

これは病理所見です。立派なメラノーマでした。センチネルリンパ節を含め他臓器に転移は見られず完治しましたhappy02 あと半年放置していたら、かなりやばかったですねshock
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私の専門の1つは皮膚がんです。開業して大きな手術をすることはなくなりましたが、早期に皮膚がんを発見することこそその使命と考えています。皮膚がんは早期にみつけて治療することが極めて大切です。時に生死を分ちます。気になる黒子があれば受診してください。ダーモスコピーは痛みがなく、数分で終わりますhappy01 保険適応です。

(院長)
*iPhoneにダーモスコピーがつく商品が開発されたんですね。これほしいなぁ〜heart02






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