今月の講演予定
やっと9つの講演が終了しました
しかし、今月もあと2つあります。
1つは、乾癬の新薬オテズラ(アプレミラスト)の講演です。苦手なWeb講演ではありますが
オテズラは安全性が高い薬剤なので、クリニックでも容易に導入できますが、生物学的製剤に比べると効果は今一つです。
しかし、ナローバンドUVB紫外線療法を併用すると生物学的製剤並みの効果を示すというデータがあります(下グラフ)。
治療12週時点でのPASI 75達成率(乾癬の皮疹が75%以上改善した患者の割合)が73%は凄い
オテズラ単独使用では、16週時点で28.2%(国内後期第Ⅱ相臨床試験)ですからね。
生物学的製剤と違って、どちらもクリニックで容易にできる治療法です。
でも、どんなときに併用したらより効果的か?その点を論じてみたいと思っています。
今月最後は、香川県でのざ瘡治療の講演です。
四国は初めてなので楽しみです。本場の讃岐うどんを食してきます
香川県でも、過酸化ベンゾイル製剤の低用量療法を広めてきますこの治療法は、なかなかいいですよ(自画自賛)
今年の第36回日本美容皮膚科学会でも、この治療法の有用性を論じる予定です。先日、演題採択の通知が来ました
久しぶりの学会発表です。楽しみだけど、そろそろ準備にかからないといけません。
(院長)