乳児血管腫(いちご状血管腫)の治療
乳児血管腫(いちご状血管腫)とは、乳児期に出現する
苺のような外観をした赤アザです。
放置しても、8割は7〜8歳位までに自然消褪します。
しかし、2割弱は何らかの痕を残します
残った痕は治せないことが多いんです
よって当院では、
基本的に放置せず治療を行います。
治療は、内服とレーザー治療(下写真)になります。
当院のレーザー治療では、
ほとんどのケースが5回程度の照射で治療を終えます。
月1回の照射で半年以内に終わります。
こんなに簡単に治ると知らない医師が多いので、
結構放置されており、
巨大になったり、
痕が残ってから来院される方が少なくありません
大きなものや、皮下に広がっているものは、
内服(プロプラノロール)の併用が必要であり、
時間がかかります。
内服は、それなりの副作用がありますで、
入院での導入が必要です。
小さいうちに治療すれば、
レーザー単独で、より短期間に治ります
よって、
放置せず早期に治療を行うことをお勧めします。
(院長)