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2013年6月28日 (金)

小児アトピー性皮膚炎の講演会

昨日は、小児科と皮膚科の合同の講演会に行ってきました。
 
講演は、福井医大小児科 大嶋教授による小児アトピー性皮膚炎の治療についてでした。
Img_3786
 
内容は、本ブログでもよく言っている、プロアクティブ治療の有効性食物アレルゲンの検査や食餌制限より外用治療を優先すること、早期の保湿治療の開始によるアトピー性皮膚炎の予防などなどでした。
 
小児科の講演はあまり聞かないので、興味深ったですねhappy01
 
治療開始からいきなり食物アレルギーの血液検査をして食餌制限をするようなことは厳に慎むようにおっしゃっていましたね。むやみに食餌制限をして食物アレルギーのアウトグロー(自然治癒)を阻害しないようにとのことでした。
 
それと、プロアクティブ療法で食物アレルゲンのIgEが下がるだけでなく、気管支過敏性が低下して喘息などがよくなるなどを述べられていました。
 
これについては、当院でも実感していました。プロアクティブ療法中の小児は、喘息がよくなり、風邪も引かなくなったとよく母親にいわれます。やはりそうなんですねhappy02
 
外来が多くて疲れていたので行こうか迷っていたのですが、行ってよかったです。勉強になりましたhappy01
 
(院長)
 

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