今年最初の越前海岸ダイビング
海の日は、待ちに待った越前海岸でのダイビングでした。お天気はピーカンに晴れて、よいダイビング日和でした
(越前海岸 壁石岩浜)
透明度は、まずまずの10-15mくらい。水温も26℃と結構暖かかったですね。海の中も、この時期にしては魚影が濃かったです
水中でエサをやる動作をすると、すぐに近寄ってくる魚がいましたこいつはすぐに釣られてしまうなぁ〜
上の写真は、キュウセンというベラ科の魚です。縦筋が9本あるのでキュウセンというらしい。越前ではありふれた魚ですが、性転換してオスになり、メスに囲まれてハーレム生活をするんです。面白いでしょ。こいつは、柄と色合いからメスですね。
魚の種類と生態をお勉強して潜ると楽しいですよダイバーは、みなさんこんな本で勉強したりしています。
気になったのは、水底には、普通の海藻に混じってシロガヤ(→)が結構繁殖していましたこれに触れると腫れてものすごく痒くなります
昨日は、早速シロガヤにやられた方が来られましたさらに、虫さされ(アブ、ブユ、ヌカカなど)の患者さんも急増中ですのでご注意ください毛虫皮膚炎の方もまだ結構来られます。
ところで、テントの中にクマバチ(下写真)が侵入して大騒ぎになりました師長はハチが大嫌いですからね
クマバチって、大きな体をしているのでスズメバチと同じ位い恐れられていますが、実はおとなしい性格でめったに人を刺しません。また、刺されてもアレルギー反応が少なくてたいしたことがないんですよ
(『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』より)
虫の種類やそれによる皮膚炎は覚えるのが大変なんですが、私にとってはこれがダイバーの魚図鑑同様に楽しい作業なんです
前回ブログのブヨの慢性痒疹のように、こじらせて受診される方が大勢おられます。虫さされは早めの対処が大切です
(院長)