新しいニキビ治療のその後の経過
今年の4月よりベピオゲルという新しいニキビ治療薬が出ました。
最初は、副作用の皮膚刺激症状に悩まされましたが、次第に対処のコツがつかめてきたため、副作用は激減してきています
ヒリヒリや乾燥といった皮膚刺激症状は結構ありますが、従来の治療薬に比べて効果は即効です
今後は、ディフェリンゲルとの併用をどのようにしていくのかを考えなければなりません
なにしろ、日本で発売されて3ヶ月程度ですので、私も含めてどの医師も極めて経験が不足しています
治療方法がほぼ確立したらまた報告しますね
さらに、今月中旬より開始しているクリアタッチSというニキビの光治療器の経過です。
使用条件をディフェリンゲルやベピオゲル(もちろん抗生物質も併用して)で効果が乏しかった頤部(おとがいぶ)周辺のニキビという極めて高いハードルにして治療を開始しました
標準治療で治るニキビに効果があったとしても、この高額な機械を購入する判断材料にはならないからです
現在、10人程度の方に1〜2回行ったのですが、ほぼ全員にかなり効果がでています。驚きです
結果がでれば、その効果を学会等で報告したいと考えています
(院長)
来月の土曜日の応援医師は、近日中にブログでお知らせします。ただ7月4日(土)は、応援医師が学会参加で不在のため、院長一人の診察となります。かなりの混雑予想されますが、ご了承ください。