長期投薬制限
今年は、2年に1回の診療報酬改定です。先日は、電子カルテシステムの変更が大変でした
ところで今年は、色々な点が改定になりましたが、私が注目しているのは長期投与の取り扱いが明確化されたことです。
最近、無節操な60日や90日といった長期処方が問題となっていました。
よって、30日を超える長期投与を明確化したのです。裏を返せば、通常の長期処方は30日以内ということです。
要するに、「長期の投与が可能な程度に病状が安定している」=「真面目に通院して病状が改善し安定している」方に30日を超える処方が必要最小限で可能ということです。それ以外は、(ア)〜(ウ)となります。当院では(ア)ですね。
「仕事(あるいは子供の習い事)が忙しいから来れないので薬を沢山をください」は、30日を超える長期処方の理由にはならないということです。
しかし、初診の患者さんや久しぶりの再診の方は、予見可能となると2週間まででしょう。
今後は、変な長期処方をしていると査定や指導の対象になり得るでしょうね
(院長)