御茶ノ水で光線療法の講演
今日は、御茶ノ水のソラシティで皮膚科光線療法推進の会が主宰する「光の応用セミナー」で講演をしてきました
この会は、紫外線療法に特化した会員制のセミナーです。参加者は、日常診療で紫外線療法をよく行っている医師達です。
私の講演の題は、「難治性皮膚疾患を光線療法で治します。白斑への次の一手は」というものです。当院の尋常性白斑に対する紫外線療法を披露しました。
最初のスライドは、昨日のニキビ治療の講演と同じく越前海岸の写真からスタートです。
今回の講演では新たに、エキシマライトとナローバンドUVBの同時照射の有効性などを述べました。
演者は全員、紫外線療法の専門家ばかりです。私も参加して大変勉強になりました
個人的に興味深かったのは、1mmミニグラフトが保険請求できるということ、手指部白斑の植皮術の有用性、Afamelanotideの米国での臨床試験の話などです。
特に、Afamelanotideは以前に当ブログでも紹介したことがあり、早く日本でも使えるようになってほしい薬剤です。
現在、Afamelanotideの外用薬が開発中だそうです。大変楽しみ
昨日は南大阪で今日は御茶ノ水と、目まぐるしい2日間でしたが、講演もうまくいって非常に楽しかったです
休みが全くありませんが、気合を入れて明日からの診療頑張ります
(院長)