湯たんぽによる低温熱傷が急増!
今日もかなり降りましたね氷点下のために道路は凍結してツルツルです
この写真は、クリニック周辺の遊歩道です。なかなか積もりましたね〜
今年の冬は、非常に寒い日が続いているためか、湯たんぽによる低温熱傷(やけど)の患者さん(下写真)が激増しています。
ここ2か月で9人も受診されました。
低温熱傷は、通常のやけどと異なり深部まで熱が加わるため、深達性2度から3度熱傷であることがほとんどです。
つまり重症ということです
見た目が軽そうなので、自力で一か月程度頑張って、さらに拗らせて来られる方多いですね
治癒まで長時間かかり、瘢痕(やけどのあと)を残すこことがしばしばです
できるだけ瘢痕を残さず、早く治癒するように、早期であればフィブラストスプレー(線維芽細胞増殖因子)を使うこともあります。
この薬は、本当に熱傷が綺麗に治ります早期であればですけどね・・。
ですから、自力で治そうとせず、医療機関に早く受診しましよう。
また、湯たんぽは布団を温めるものであり、就寝時は布団から取り出すようにしましょう。
(院長)