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2018年3月11日 (日)

ニキビ治療のWEB講演会

皮膚科専門医でも、ニキビ治療において抗生物質のみの処方がまだまだ多いらしいcoldsweats01
 
通院をしたくなく、即効性のみを要求する患者さんが多いのもその原因の一つではありますが・・crying
 
しかし、耐性菌問題萎縮性瘢痕(治せないニキビ痕)の予防という観点から過酸化ベンゾイル製剤(ベピオ、デュアック等)アダパレン製剤(ディフェリン等)を積極的に使うことが世界的な潮流です。
 
少なくとも皮膚科専門医は、これらの薬剤を積極的に使わないといけません。
 
うまく使えば、抗生物質なんかよりもずーっときれいになりますからgood肌質も改善しますしねwink
 
さて来月、WEBライブセミナーを行います。詳しくは、マルホのホームページをご覧ください。
20180411maruho
 (医師向けのセミナーで、一般の方は受講できません。)
 
過酸化ベンゾイル製剤の副作用を抑えながら効果的に使用する方法を解説します。
 
特に、「過酸化ベンゾイル製剤の長期低用量療法(仮)」の内容を充実させる予定ですhappy02 
  
安易な抗生物質のみの治療は、耐性菌を発生させてニキビが治りにくくなり、徐々に萎縮性瘢痕(治せないニキビ痕)が増えていきます。
 
市販薬による自己治療も同じです。
 
萎縮性瘢痕になってしまってから受診される方が結構多いのですが、時既に遅しなのですweep
 
医師だけでなく、一般の方への啓蒙もこれからはもっと必要ですね。
 
(院長)
 
 
*急性期治療で抗生物質を投与することは問題ありません。また、抗生物質でしか治療できない方がおられるのも事実です。しかし、全体としての処方の中心は、過酸化ベンゾイル製剤やアダパレン製剤であるべきです。
 
 

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