ニキビ治療の講演 in 香川
先週の土曜日は、外来終了後に香川県高松市でざ瘡(ニキビ)治療の講演に行ってきました。
今回も師長とコラボです。最初は師長の講演からです。
師長の出だしのスライドの風景は、彼女が好きなフィリピンのアロナビーチです。もちろん、愛猫ノラくんも登場しました。
ざ瘡治療は、医師の診断と治療方針が大切ですが、コメディカルの役割も凄く重要です。
1日50人前後のざ瘡患者さんが来院されるので、スタッフの協力なしには治療は成り立ちません。
スタッフの連携、患者さんへの指導などを詳しく解説しました。
次は私の講演です。私の出だしのスライドは、いつもの越前海岸です。
一番強調したかったのは、過酸化ベンゾイル製剤の「外用量の調節による」副作用軽減方法や、長期低用量法についてです。
これらは超おすすめの方法です。
ニキビだけでなく、肌質からシミまで改善します本当に!
理由はわかりませんが、過酸化ベンゾイル製剤のピーリング作用によるものなのでしょうか?
欠点は、効果が表れるのに時間がかかるということです
肌質改善まで目指すなら最低半年は続けて欲しいところです。
このお話は、7月29日に広島で開かれる日本臨床皮膚科医会中国ブロック総会でも講演します。
また、8月4日の日本美容皮膚科学会では、それをさらに詳しくして「尋常性ざ瘡に対する低用量過酸化ベンゾイル製剤の適応と効果」という題で発表します。
ということで、高松での講演は無事終了しました
帰りの列車から見える風景が、いつもと違って面白かったです。
どの山の形も、きれいな円錐形なんです
瀬戸大橋も渡りました。高い高所恐怖症なので、ここは歩けないなぁ
瀬戸内海の島々が見渡せて素晴らしい景色です。
四国初上陸は一瞬のうちに終わりましたが、気候も良くてもう一度ゆっくり訪れたいと思いました。
(院長)
*座長をしていただいたまさだ皮フ科の政田先生とさくらづか吉田クリニックの吉田先生、そして主催していただいたマルホ株式会社の大竹所長をはじめとした関係者の皆様方、本当にありがとうございました。