乾癬における生物学的製剤治療の病診連携
昨日は、福井赤十字病院皮膚科と私を含めた若干名で乾癬治療の研究会を行いました。
京都大学皮膚科講師の本田先生をお招きして、講演を拝聴した後にディスカッションを行いました。
講演では、生物学的製剤の使用経験や、関節エコーを用いた乾癬性関節炎早期診断の試みを教えてもらいました。
今年は、前回のブログでお話した様に福井赤十字病院と病診連携を強化してく予定ですが、これもその一貫です。
乾癬治療において生物学的製剤の新薬が続々と上市されいます。その効果は絶大です
しかし福井県では、クリニックレベルで行っているのは当院のみであまり普及していません
その理由は端的にいうと、クリニックにはメリットが無く負担の方が非常に大きいからです
それでも当院で生物学的製剤を受けたいという患者さんのために、この治療を続けて行こうと思っています。
そのためには、治療の導入や定期的な検査などで病院の助けが絶対に必要となります。
こういった病診連携は、病院医師にも負担になるのですが、
福井赤十字病院と当院の信頼関係からバックアップしてもらっています。
なんとか、この病診連携を福井県で普及させたいですね
生物学的製剤使用中の患者さん側にも、クリニックに通っているメリットを享受してもらうために、
完全予約制としており待ち時間ゼロと利便性をアップしています
(院長)