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2019年7月26日 (金)

巻き爪ではない陥入爪(かんにゅうそう)の治療

ようやく梅雨が明け、夏らしくなってきましたsun
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暑くなり、汗疹やとびひ等の夏の疾患の患者さんが増えてきました。 
 
 
意外かもしれませんが、夏は陥入爪(かんにゅうそう)の患者さんも増えてきます。 
 
当院ではこの時期、自称巻き爪(まきづめ)で来院される患者さんのほとんどが陥入爪です。
 
陥入爪は、爪は巻いていません。爪の角が皮膚の中に突き刺さって発症します(下写真、黄色矢印)。
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主な原因は爪の切り過ぎですが、爪が割れて起こることもありますshock
 
ほとんどの患者さんは、人工爪(下写真)で爪を修復して治療します。
 
中には、重症過ぎて手術が必要な方もいますが・・coldsweats01
 
重症の原因は、ほっとき過ぎです。先日、半年我慢していた方が来られましたねshock
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人工爪は1箇所1分程度でできるため、1日10人以上行うこともあります。
 
これは、何度も学会発表している当院オリジナルな方法ですwink
 
ですから極めてますgood
 
陥入爪かな?と思ったら是非受診してください。
 
 
ところで昨日は、横川ひふ科クリニック横川先生XTRAC(エックストラック)の見学に来られました。
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XTRACとは、エキシマレーザーshineを照射する医療機器のことです。今年国内承認が取れました。
 
エキシマライト最強のVTRAC(ヴィトラック)55万倍の照射率sign03を誇る究極の紫外線治療器です。
 
このXTRAC(承認器)が、現在稼働しているのは日本では当院だけなんです。まじでsmile
 
横川先生は、当院に次いでXTRACの購入を決められたそうで、わざわざ高知から見学に来られました。
 
現在、XTRACの見学や講演の依頼が多数来ています。その凄さは、いずれこのブログでも紹介しますねwink
 
(院長)
 
*巻き爪と陥入爪が合併することはあります。
 

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