巻き爪ではない陥入爪(かんにゅうそう)の治療
ようやく梅雨が明け、夏らしくなってきました
暑くなり、汗疹やとびひ等の夏の疾患の患者さんが増えてきました。
意外かもしれませんが、夏は陥入爪(かんにゅうそう)の患者さんも増えてきます。
当院ではこの時期、自称巻き爪(まきづめ)で来院される患者さんのほとんどが陥入爪です。
陥入爪は、爪は巻いていません。爪の角が皮膚の中に突き刺さって発症します(下写真、黄色矢印)。
主な原因は爪の切り過ぎですが、爪が割れて起こることもあります
ほとんどの患者さんは、人工爪(下写真)で爪を修復して治療します。
中には、重症過ぎて手術が必要な方もいますが・・
重症の原因は、ほっとき過ぎです。先日、半年我慢していた方が来られましたね
人工爪は1箇所1分程度でできるため、1日10人以上行うこともあります。
これは、何度も学会発表している当院オリジナルな方法です
ですから極めてます
陥入爪かな?と思ったら是非受診してください。
ところで昨日は、横川ひふ科クリニックの横川先生がXTRAC(エックストラック)の見学に来られました。
XTRACとは、エキシマレーザーを照射する医療機器のことです。今年国内承認が取れました。
エキシマライト最強のVTRAC(ヴィトラック)の55万倍の照射率を誇る究極の紫外線治療器です。
このXTRAC(承認器)が、現在稼働しているのは日本では当院だけなんです。まじで
横川先生は、当院に次いでXTRACの購入を決められたそうで、わざわざ高知から見学に来られました。
現在、XTRACの見学や講演の依頼が多数来ています。その凄さは、いずれこのブログでも紹介しますね
(院長)
*巻き爪と陥入爪が合併することはあります。