粉瘤(ふんりゅう)の治療
なぜか粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)の患者さんが激増中です
粉瘤腫は、下図のような皮下の袋状の腫瘍です。
周りの組織とくっ付いて(癒着)なければ、
くり抜き(へそ抜き)術で簡単にすぐ治療できます。
ただし即手術は、月木金の午前中のみです。
治療は、下写真(a-d)のように、
開口部に穴を開けて袋を押し出します。
癒着がなければツルッと出ます
しかし、癒着している場合は、
切って縫う治療になります。
これは、超音波(エコー)検査ですぐに分かります。
この場合は、後日の予約手術になります。
こんなふうに赤く腫れてしまった場合は、切開排膿です。
局所麻酔後に切って膿(うみ)を出します。
1〜2週間で改善します。
しかし袋が残っているため、再発が心配なら
後に手術で取ります。
簡単なくり抜き術で治療希望ならば、
腫れたり、癒着したりする前に、
早めに受診しましょう
(院長)
*月木金の午前中であれば、即手術になる可能性がありますが、上記の理由や外来が混雑している場合は出来ないこともあります。