手術とカンファレンス
毎週水曜日は、福井赤十字病院での手術および症例カンファレンスの日です。
本日の手術は、下肢静脈瘤の再発例でした。再発といっても、10年前に私と師である立花先生(現滋賀医大准教授)とで行った患者さんです。再発の原因は、大伏在静脈の再開通でした。当時より技術は進歩しており、再開通しないように工夫を施しました 同じ患者さんで10年後に、今度は私が教える立場になっているのは何か感慨深いものですね
手術は、癒着がありましたがすんなり終了。これで静脈瘤と足のだるさはなくなるでしょう
術後は、恒例の症例カンファレンスを行いました みんな真剣に難治な患者さんの診断や治療方針について議論を交わしています。ここでの議論から新知見が生まれ、学会発表や論文投稿につながることも少なくありません。
(院長)