湿布薬「モーラス」による皮膚炎
以前、当ブログ「紫外線と薬剤(特に湿布)」でも紹介した湿布薬「モーラステープ」による皮膚炎の方が連日来院されています。
この皮膚炎は、湿布を貼ったところに紫外線が当たって発症します。
湿布の主成分(ケトプロフェンなど)による薬剤性光線過敏症です。
基本的に、四肢などの露出するところへの湿布の使用は控えてください。どうしても貼りたい場合は、遮光をしてください。貼って数ヶ月後に日光をあびても出現することがあります。
他の湿布薬でも起こる可能性はありますが、モーラスによるものが圧倒的に多いですね 注意してください。
(院長)