お茶石けんその後
最近ようやく、「お茶石けん」の問題が騒ぎになってきました
YouTube: 「茶のしずく」でアレルギー、女性が６２００万円の損害賠償を求め訴訟
当ブログでは、以前に2度この話題を取り上げました。
2011年1月26日 (水)記事 「危険！お茶石けん」
（http://clinic-n.mitelog.jp/blog/2011/01/eshockeshock-03.html）
2011年5月22日 (日)記事 「お茶石けん自主回収」
（http://clinic-n.mitelog.jp/blog/2011/05/eshock-a353.html）
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この問題については、1年前に院内に1ヶ月程度掲示しましたが、ほとんど反応がありませんでした。
今さらという感じでしばらく静観していましたが、騒ぎが大きくなるにつれて問い合わせも急増してきました。
新たにお知らせする内容もありますので再度報告します。
①診断基準が作成されました。
criteria.pdfをダウンロード
②診断には特殊な検査が必要になることがあり、特定の病院しか対処できないようです。
http://www.allergy.go.jp/allergy/flower/003.html
③「茶のしずく」以外で同じような物質（加水分解小麦）を使用して自主回収となった製品が公表されました。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/cyanoshizuku/dl/06.pdf
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補償問題などで診断する場合は、①の診断基準を満たす必要があるようです。
当院では診察はしますが、より精密な検査が必要な場合は上記の②特定病院に紹介させていただくことがあります。
上記③の新たに回収となった製品で何らかのアレルギー症状などがみられた場合にもご相談ください。
（院長）
＊新たに自主回収となった製品名をみると、「抹茶」、「はちみつ」、「花みつ」、「純米」などいかにも安全そうな名前ですね
植物性だとか、天然由来だとか、何も安全性の証明ではないのです。むしろ、植物や食べ物だからこそ皮膚に塗るのは（経皮感作をすると）危険であると思った方がいいですね
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