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2014年12月11日 (木)

粉瘤腫(ふんりゅうしゅ、アテローマ)のくり抜き法

この前の週末は、結構雪snowがふりましたね。本格的な冬の到来です。
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院内のトーマスマックナイトの絵もクリスマスバージョンxmasホワイトハウスレッドルーム』にかけ換えましたhappy01今年もあと1ヶ月をきりましたね〜happy01
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ところで、何故か粉瘤腫(ふんりゅうしゅ、アテローマ、表皮のう腫)の患者さんが急増していますup多い日で1日3〜4例の患者さんを手術しています。昨日水曜日も、日赤で1例行いました。
 
過去のブログ;アテローマ(粉瘤腫)
 
当院の粉瘤腫の手術は、基本的にくり抜き法(へそ抜き法)です。手術時間は5〜10分程度ですので、外来が空いている時間帯であれば即手術となりますが、基本的には後日に予約手術となります。
 
この治療の最大の利点は、術創が小さくて済むことですね。欠点は、取り残しをしないために多少技術を要することです。
 
大きな首の粉瘤腫ですねcoldsweats01
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手術翌日の術創です。小ちゃいキズでしょhappy02半年もすると直径1〜2mmのキズとなってほとんどわからなくなります。
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ただし、くり抜き法が不可能なものもあります。術前に超音波検査をして手術の可否を判断します。
 
また、もう既に感染を起こして赤く腫れている場合(下写真)は、くり抜き法はできませんcryingこの場合は、即日に切開排膿(切って膿をだすこと)をします。
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手術のキズをできるだけ小さくしたいのであればくり抜き法は最適ですねgood気になる方は受診してくださいねwink
 
(院長)
 
  

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