皮膚ガンの早期発見
昨日も暑かったですね
クリニックの周りも緑豊かになってきました
昨日は、福井赤十字病院の症例カンファレンスに参加してきました。
カンファレンスでは、やたらと皮膚ガンの方が多かったですね。
有棘細胞癌、基底細胞癌、悪性リンパ腫などなど・・。
ほとんどの方は、早期に発見されており生命の危険はありませんが、中にはかなり進行した方もおられました
そして、個々の症例について、どのように治療するかを話し合いました。
皮膚ガンは非常に進行の早いものが多いです。数ヶ月の躊躇で大変なことになります
しかし、内臓のガンと違って目に見えます。
自分で早期に発見できるガンなのです。
気になるできものはできるだけ早く医療機関に受診して下さい。
ほとんどのケースは、視診、ダーモスコピー検査、エコー検査などの非侵襲性(いたくない)検査で診断できます。
いよいよ悪性を疑うときは、病理検査で確定診断します。
早期のものならクリニックで手術することも可能です。
ですから、急速に大きくなってきたできものや、気になる手足の黒子など、
何か異常に気づいたらできるだけ早く医療機関を受診しましょう。
(院長)