治り難いイボ
昨日は、久しぶりに良い天気で暑かったですね
このまま梅雨が明けて欲しいのですが・・
ところで今回の話題は、イボ(尋常性疣贅)治療についてです。
イボの治り易さは、発生部位、大きさ、数で大体決まります。
数が多かったり、大きかったりすれば治り難いのは理解できるでしょう。
でも、発生部位の方がもっと治りに影響します。
経験上、足底の中足骨部や踵、爪周囲を縁取るものなどは特に治り難いです。
通常のイボは、1〜3回程度の治療回数で治りますが、
治り難い部位では、5回(時には10回)以上必要です。
特に、中足骨部のイボで直径が1cmを超えるものは、相当に治り難いです
治療法は、以前このブログで紹介した『イボ治療の極意』を参照してください。
それともう一つ大切なことは、通院頻度です。
下図は、1回治療後のイボの治り方のイメージをグラフ化したものです。
3週間後に来院されたら、イボは元の大きさに戻り、元の木阿弥ですね
1ヶ月以上間隔を明けると、治療が適度な刺激になって
逆にイボが増殖することもあります
ですから、患者さんには1週間隔での通院を勧めています。
当院でイボ治療をされようと考えている方は、
以上の内容を参考にしてください。
(院長)
*イボの治り方のイメージ図は、治療方法やその強度で変わります。これは、あくまでも当院の治療法によるもです。
*小児の場合は、治療法が異なることがあり、必ずしも上記の内容に合致しません。