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2021年2月25日 (木)

にきび治療の誤解を解く(その①)

他院のにきび治療が不満で、当院を受診された患者さんに、
 
どれくらいの期間通院をしていたかを聞くと、
 
圧倒的に1ヶ月以内が多いcoldsweats01
 
あるインターネット調査(下図)によると、
 
患者さんが想定していた治療期間(A)は、
 
40%が1週間以内、82%が1ヶ月以内でした。
 
しかし、目指したいお肌の状態(B)は、
 
12ヶ月後に到達できる「ツルッとした肌質」42%と最も多かったのです
001
 
要するに、多くの方が12ヶ月で到達できるお肌を1週間で手に入れたいということですcoldsweats02
 
それは、絶対に無理sign01
 
真面目に通って、3ヶ月でようやく赤いにきびが6〜7割減る程度です。
 
まだこの状態では、ニキビ痕もバッチリ残っていて、満足度30%程度でしょう。
 
にきび患者さん、評価メチャ厳しいからcoldsweats01
 
ベピオなら5〜6本消費した頃です。
 
でもそれが世界標準なんですwink
 
ですから初診時に、本人の理想と現実とのギャップ
 
しっかりと埋める必要があります。
 
こういった誤解は治療早期に解決しておかないと、
 
治療に対する不満から脱落の原因になります。
 
 
ところで、今週末も名古屋市とZOOMでつないでにきび治療Web講演を開催します。
 
ベピオによるざ瘡治療『極意』を伝えたいと思っています。
 
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(院長)
 

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