アトピー性皮膚炎治療の講演 in 新潟
先日の水曜日は、新潟の皮膚科の先生方を対象に
アトピー性皮膚炎(以下アトピー)のWEB講演を行いました。
今回も師長とコラボです
私の講演では、
プロアクティブ療法とデュピクセント治療を中心に、
中等症以上のアトピーの治療戦略をお話しました
そして師長は、デュピクセント導入時の
看護サイドの役割を具体的に解説しました。
これがかなり好評だったようです
次回は、10/6に滋賀県で開催予定です。もちろんWEBです。
当院では、プロアクティブ療法をアトピー治療の中心に置いています。
小児は、ほぼ全例プロアクティブ療法です。
外用頻度や外用量などを長期間厳しく管理されるため、
結構大変です。
でも小児の場合は、
母親がしっかり管理してくれるのでまずうまくいきます
しかし大人の場合は、その管理がかなり難しい
そもそも、IgEやTARCが1万以上の拗れている方が多く、
さらに長期間定期的に通院できる方も少ない
中等症以上の大人のアトピーで、
プロアクティブ療法がうまく導入できている方は半分程度でしょうか
しかし、デュピクセントを併用すると、
その長期の難しい管理を、
短期で容易なものにしてくれます
塗り薬が必要ない、綺麗なツルツルの肌(完全寛解)になればこの治療は終了です。
素晴らしい薬剤ですが、
導入のノウハウがわからず躊躇している医療機関が結構多いらしい。
そういった医療機関のために、しばらく講演が続きます。
(院長)
10月の土曜日午前診の応援医師は10月2日のみです。
10月 2日 登谷医師(女性医師)