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2022年5月 1日 (日)

進化するアトピー治療

先週日曜日は、第38回日本臨床皮膚科医会総会
 
アトピー性皮膚炎(以下アトピー)の新しい外用薬
 
コムクロシャンプーの講演をしました。
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ショートコンタクトプロアクティブ療法という
 
新しい概念がふんだんに使われた外用剤です。
 
さらにこの講演3日後に、茨城県で
 
アトピー治療薬デュピルマブの講演をしました。
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デュピルマブは、
 
アトピーを引き起こすtype2サイトカインを抑える薬剤で、
 
物凄く効果が高いにもかかわらず、
 
副作用が非常に少ない画期的な薬剤です。
 
どちらも福井からのWEB配信による講演です。
 
アトピー治療薬は、下図のように目覚しく進歩してきました。
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治療は、症状の緩和から寛解(症状の無い状態)へ導く時代になりました。
 
下図は、昨年改定されたガイドラインの
 
診断治療アルゴリズムです。
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今では、子供ならほぼ全員、大人でも8割以上は
 
寛解維持に持ち込めます。 
 
しかし、デュピルマブをはじめてとした新薬や
 
上述のアルゴリズムが全国に普及するまでには
 
もう少し時間がかかりそうですねcoldsweats01
 
(院長)
 
*上述の寛解維持の割合は、アドヒアランスが十分に保たれていることが前提です。
 

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