« イブグリース全国講演会 | メイン | ベピオローション最適使用法の講演 »

2024年4月14日 (日)

小児アトピー性皮膚炎治療のWEBセミナー

先日の水曜日(4/10)は、
 
小児アトピー性皮膚炎(以下アトピー)治療
 
WEBライブセミナー(専門医向け)を行いました。
C2a70aa1de734bc68d1cdb3f73fa5d69_1
 
北陸を中心とした地方講演で、
 
20〜30人くらいの小規模なセミナーの予定でしたが、
 
聴講希望者が多く、
 
100人以上になっていたようですhappy02
 
小児アトピーの9割以上は、
 
プロアクティブ療法で寛解にできますgood
 
外用の強さ、1日の外用量、外用頻度などを決め、
 
皮疹を見ても、触ってもゼロの状態を維持しながら
 
治療を計画的に漸減していく方法です(下図)。
2024410_final001
 
特に乳児期は、皮疹をゼロにする必要があります。
 
適当に治療してはいけません!
 
なぜなら、アトピーの皮疹を残せば、
 
そこから食べ物の成分やホコリ(アレルゲン)が
 
入り込み(経皮感作)、
 
後に食物アレルギーなど
 
起こしてくるからです(下図)shock
2024410_final001_2
 
そしてさらに、喘息やアレルギー性鼻炎などの
 
アレルギー疾患を次々に起こしていく可能性が高くなりますshock
 
これをアレルギーマーチと言います。
2024410_final5001
 
アレルギーマーチを食止めるためにも、
 
皮膚からアレルゲンが入ってこないように、
 
乳児期早期から
 
できるだけ皮疹はゼロにする必要があるのです。
 
しかし、
 
プロアクティブ療法でもコントロールできない
 
重症の小児アトピーは数%ですが存在します。
 
これらの子供たちに対して、
 
昨年9月から生物学的製剤
 
デュピルマブが使えるようになりました。
 
有効性と安全性という点で、
 
これに勝る治療薬はないでしょうhappy02
 
講演では、デュピルマブ導入のポイントと、
 
さらに導入初期に
 
短期光線療法(short cycle of phototherapy)
 
併用する利点なども解説しました。
2024410_final3001
 
(院長)
 

カテゴリ

カウンター

  • アクセスカウンター