イブグリース全国講演会
本日は、アトピー性皮膚炎(以下アトピー)の新薬
イブグリースの全国講演会に招待されました。
全国から650人の医師が出席しました。
下写真は、講演40分前のものですが、
凄い座席の数ですね(講演中は撮影禁止)
この薬剤に対するイーライ・リリーの意気込みを感じます
2018年のデュピクセント登場以来、
毎年新薬が続々と発売されています。
しかし、デュピクセントに勝る生物学的製剤は
今のところ出ていません。
イブグリースはどうなのか?
大変興味深かったです。
講演を聞くと、予想以上に良い印象でした。
短期的には、いろいろな点で、
デュピクセントに勝るところもあるようです
問題は、長期的な効果と思われました。
講演で示されたデータは、
レスポンダーの長期成績なので、
デュピクセントのCHRONOS試験など
と単純比較できなかったからです。
私は、IL-4が長期寛解に
ある程度関わっているのではと思っています。
これは、今後明らかになっていくでしょう。
とにかく、デュピクセントに匹敵する新薬が
いよいよ出てきましたね
アトピー治療が、また一歩前進したように感じました
講演後の懇親会で、日本イーライ・リリーの社長さんが
わざわざ挨拶に来られました。
そこで私は、
この新薬に対して大いに期待している旨を伝えました。
(院長)