忙しい休診日
毎週水曜日は休診日ですが、ゆっくり自宅で休息なんてことはほとんどありません今日も、いつも通りの忙しい日でしたね
くり抜く開口部(下写真の→)が下に偏っていてちょっと厄介ですねこういう場合は、上の部分の腫瘍の周辺に麻酔液をゆっくり注入してhydrodissectionするのがこつですね
トレパンで孔をあけて、中身とふくろ(嚢胞)を取り出しますhydrodissectionのおかげて、ふくろがつるんととれました
直径5mmの傷口は、縫わなくても勝手に閉じますが、今回は縫いました。5mmの孔から5cm程度の腫瘍を取り出す皮膚外科テクニックです。すごいでしょ
2、3件目は、巻き爪ワイヤー法でした。
写真は、2件目の患者さんです。結構巻いてますね〜爪に孔をあけてワイヤーを通します。この患者さんは、写真の→の当たりに孔をあけました。
この手技の重要ポイントは、①いかに爪先端から離れて孔をあけるかと、②孔の角度を調節して削り、皮膚にワイヤーが食い込まないようにするの2点ではないかと思っています一見簡単なようですが、下写真のようにワイヤーを入れるのは結構熟練の技が必要なんですよ
4件目は、首の白斑の1mm植皮でした。1年以上エキシマライト光線療法を行われている方で、かつ希望者に行っています。
植皮生着率をあげるためのある作業中ですこれ以外にも教科書には載っていないテクニックを使用しないと生着率はあがりません
計33個植皮しました。目がメチャ疲れました。詳しくは、過去のブログを参照してください
その後昼からニキビと血管腫のVビーム・レーザー治療2件とシミのレーザー治療が2件あり、終了後は休む間もなく福井赤十字病院のカンファレンスに参加しました。
以上、今日1日の作業をまとめてみました。水曜日は、師長と2人でやっています2人とも、今日1日よく働いたな〜
(院長)
今回のブログのように、休診日や診療日の昼休憩や診療終了後などに手術やレーザーを行っています。限界まで予約を入れていますが、予約は2ヶ月以上待ちになっています。早期の治療を希望される方は、私が信頼している皮膚外科や形成外科の先生に紹介させて頂くことがあります。ご了承ください。