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2020年5月25日 (月)

虫刺され急増の予感

昨日は、ものすごく暑かったですね。夏日でしたsun
 
緊急事態宣言も解けたため、多くの方が外出されたんじゃないでしょうか?
 
この時期から、虫刺されが急増しますshock
 
ぶよ、マダニ、毛虫がこの時期に最も多い虫刺されですね。
 
それらを簡単に解説します。
 
まずぶよです。ぶとあるいはぶゆとも言います。
 
小蝿のような黒い虫です。
 
この時期ですと、スキージャム勝山で刺されてくる方が多いですね。
 
こんな風な虫刺されが、下腿を中心に多発します。物凄くかゆいshock
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刺されて直ぐは、出血することがあります。
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 初期治療が不十分だった方の何割かは、慢性痒疹として半年以上続きます。
 
1−2週間で治らない方は、安易に放置しておかないように。
 
特に子供は要注意です。
 
次は、マダニです。
 
問題点は、2つ。
 
1つは、自分で虫を取ってしまって、後から腫れてくることがよくあります。
 
2つ目は、伝染病を持っている可能性があるいうことです。
 
自分では取らない方が無難ですねwink
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摘むと虫の内容物が皮膚の中に注入されてしまいますshock摘まないこと!
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通常病院に行くと手術で切除されますが、多数のマダニに刺されている場合には対応できません。
 
もっと簡単な方法があります。
 
それは、液体窒素を吹き付けて冷凍するのです(下写真)。
 
虫が数日で取れます。早ければ翌日にもwink
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僅かですが、伝染病(ライム病、日本猩紅熱、重症熱性血小板減少症候群)を持っていますので、
 
放置せずに医療機関にかかることをお勧めします。
 
最後は、チャドクガなどの毛虫ですね。
 
庭の手入れをした後などに
 
片側の首から腕、あるいは脇腹あたりにかけて小さな赤い、劇痒なブツが沢山出てきたらこれです。
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毛虫は触れなくても、毒針毛という毒のついた毛を飛ばすので、知らぬ間に被害を受けることがあります。
 
放置しておくと全身に広がる可能性があり、この虫刺されも
 
早めに医療機関を受診されることをお勧めします。
 
(院長) 
 
 

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