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2021年4月12日 (月)

マスクと酒さ様皮膚炎

コロナ禍でマスク着用が定着して、顔にブツブツが出たり、
 
痒みが出たりしている患者さんが増えていますshock 
 
中でも意外に多いのが、酒さ様(しゅさよう)皮膚炎です
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脂漏性湿疹、ざ瘡(にきび)、酒さとの鑑別が必要な疾患です。
 
鑑別点として、独特の分布(口周囲、鼻唇溝、眼瞼)で、
 
にきびより小さなブツブツ(:小さな赤いブツ、小さな膿)が発生します。
 
このブツブツは、典型的には、口唇縁周囲を避けて発生するのが特徴です(:spare the lip margins)
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口腔内の菌(フソバクテリア)が、マスク下の皮膚で
 
増殖しやすくなるのではないかと推測しています。
 
ステロイド外用剤は一時的に効果がありますが、
 
難治化するので禁忌ngですshock
 
にきびの外用薬も概ね効果ありません。
 
ディフェリンなどの面ぽう治療薬はむしろ悪化しますwobbly
 
でも、診断がつけば治療は簡単です。
 
お薬とスキンケア指導ですぐよくなりますよgood
 
しかし、ステロイドを常用していた方は、
 
ステロイドを止めると一時的にリバウンドで悪化するため、
 
それを乗り越える必要がありますbearing
 
マスク下の質濃いブツブツは、酒さ様皮膚炎かもしれません。
 
心当たりのある方は受診してくだい。
 
(院長)
 

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