皮膚がんは早期発見・早期治療
皮膚がんを心配されて、毎日何人も受診されます。
そして今年は、
20人以上の皮膚がんの患者さんを見つけました。
ほとんどの患者さんは、
早期発見・早期治療で事なきを得ています
数ヶ月前のことですが、
顔面にできた出来物で
受診された患者さんは、有棘細胞癌(➡︎)でした。
前がん状態の日光角化症(➡︎)を
定期的に治療していたおかげで
早期に発見できました。
さらに今月も、体に出来た出来物を診察しました。
一見何の変哲もないイボ(➡︎)のようですが、
ダーモスコピーで異常を僅かに認め、
切除したところ有棘細胞癌でした
この方も、幸い転移などはなく、
切除のみで簡単に治療できました
上記のどちらの症例も、数ヶ月放置するだけで、
転移を起こし、ステージが進行していたでしょう
皮膚がんは、他の癌と違って、
早期から本人が自覚できます。
何かおかしな出来物に気づいた時は、
放置せずに、
早く専門医を受診しましょう。
(院長)
*当院院長は、皮膚悪性腫瘍指導専門医(日本皮膚科学会)及びがん治療認定医(がん治療認定機構)の資格を有している専門医です。
本年は、12月28日(土)まで診療致します。
年末年始の休診は、
12月29日(日)午後〜1月5日(日)です。
年明けは、1月6日(月)より診療を開始致します。