シミの治療２〜SKを治そう！〜
前回は『ソバカス』治療でしたが、今回は老人性色素斑(SK)の治療を紹介します。SKとは、よく頬やこめかみにできる、直径１cm程度の褐色斑状のシミです。シミの中ではもっともポピュラーで、一般的にシミといえばこれにあたります。
このSKは、Qスイッチレーザーが最もよく効きます。
当院では、米国CANDELA社の最新型アレックスレーザー（Qスイッチレーザー）を使用しています。
当院の看護師さんには、左頬に大きなシミ（SK）が２つあります。これを取らせてもらうことにしました。彼女は、前回のソバカス治療で出演していただいた患者さんのお姉さんです。姉妹で出演していただいて恐縮です
美形ですが、妹さん同様に肌質にはかなり改善の余地がありそうです。
下はお化粧を取った後の写真です。シミを取るだけでは芸がないので色々しました。メニューは以下の通りです。
（施術メニュー）
①左頬のSKをアレックスレーザーで除去。
②顔面のソバカスにレーザーフェイシャル３回（シミの治療１を参照）
③睫毛育毛剤（ラティース）使用
下の写真は施術後です（お化粧してません）。左頬のSKはものの見事にとれましたね
その後のレーザーフェイシャル３回でソバカスがほとんどなくなっています
さらに、肌が白くなり鼻翼周辺の毛穴が消失しています これが前回説明した「レーザーフェイシャルによる肌質変化」です。さらに、ラティース１ヶ月使用で、すでに睫毛がのびています（これについてはいずれブログで紹介します）。
どうです。これぞシミ取りといったところでしょう。ここまでできてこそプロの技なのです（自画自賛）
SKにはアレックレーザーがよく効きます。しかしこの機械、少々癖があって、本当の意味で使いこなすのは難しい。当院での照射後の炎症後色素沈着出現率は、うっす〜いのを入れても２０％以下です。ここ１年で１回で取れなかったSKは１％以下（２名だけ：２名とも再度照射して取れています）です。これらは、かなりの好成績です。最新型Qルビーにも負けません。アレックスの癖をつかみ、特殊なケア（企業秘密
）をほどこしてようやくこの域にまで到達できました
当院スタッフはいつもお肌ピカピカです。左は今回のモデルの看護師さん、右の受付嬢のしのぶちゃんは玉の輿希望です
（慰安旅行にて）
（院長）
料金（2014年４月１日より変更になります）
新型レーザーの導入および保守料金など諸費用高騰につき下記のように変更になります。
＊SKのレーザー照射後は、必ず１０〜１４日間特殊なテープ（1×1.5cm）を患部に貼る必要があります。割と目立ちます
レーザーフェイシャルはテープ不要です
