黒子(ほくろ)のレーザー治療2
2010年10月 3日 (日)のほくろ(ホクロ、黒子)のレーザー治療1で出演していただいた患者さんが久しぶりに受診されました。
炭酸ガスレーザーで3カ所(→)治療したところは、さらにわからなくなっています(本人に写真掲載許可を得ています)
今回はさらに、小さなほくろ(→)を取ることにしました。この程度の黒子ならば、アレックスレーザーで麻酔なしで取れます。
上写真:照射前、下写真:照射後1ヶ月
アレックスレーザーとは、Qスイッチアレキサンドライトレーザーのことです。普通はシミとりに使用するレーザーですが、薄くて小さなほくろなら、出力を最大にすることによって除去することができます。麻酔の必要もなく、照射後のテープも必要ありません。
アレックスレーザーによるほくろ治療の特徴
適応:大きさは1〜2mm程度の平坦なほくろ。よって、希望されてもできないことがあります。
利点:1度に5個程度まで治療可能。麻酔の必要がない。 照射後に軟膏を塗るだけでOK。テープを貼る必要ない。
欠点:1度で取れないことが多く、何度かする必要あり。再発の可能性はある。
この治療の最大の利点は、麻酔の必要がなく、テープも不要なため人知れずほくろをなくせる点ですね しかし最大の問題は、何度か治療(通常2〜3回)が必要な点です。完全に取れずに再発の可能性もあります。
まぁ最近では、ダウンタイムの短い治療が好まれますから根治をめざす必要はないのかもしれません。
料金設定を変更(2012年4月30日現在)しました。1カ所1回が3500円(初診料、再診料別)。ふくらみのあるほくろや、2mmより大きなほくろはこの治療には適しません。
[E:banana]この治療を行うと、際限なくほくろを取ってほしいと望まれるケースがあります。安全管理上、最大5つまでにしています。ご理解下さい。
2012/08/01記載
現在アレックスレーザーによるほくろ治療は中止しております。この治療はお手軽なのですが、再発の可能性と複数回治療という点で、あまり患者さんの評判がよくないようです。シミ治療は、効果が高く行っています。
(院長)
以上の内容は、2012年4月30日に一部変更しています。