9月2日の日曜日は、東京の京王プラザホテルで開催されたATAC (Appropriate Treatment for ACne) フォーラムに出席してきました。
これは、全国のざ瘡(にきび)治療を専門にしている先生方が一堂に会して議論し合い、治療のコンセンサスを得ていく会議です。
出席者はみんなこの分野の錚々たるメンバーです。ほとんど顔見知りではありますが・・
内容は順番に、①ざ瘡治療の啓蒙活動、②ざ瘡治療の早期教育、③マラセチア菌に対する過酸化ベンゾイルの影響の基礎研究、最後は、④事前アンケートからの集計の結果報告と議論です。
④は、症例ごとに治療コンセンサスを得ていく作業です。
内容は今のところ非公開なので詳しくは述べられませんが、やはりもっとも意見が分かれたのは成人女性のざ瘡治療でしたね。
難治例に対して、漢方薬やら、アゼライン酸やら、ピーリングやらあの手この手が出ていましたが・・。
私も昔はえらく手こずりましたが、今では難しいと思ったことはありません
BPOの長期低用量法でバッチリです
ただ、
全症例に低用量をやっていると勘違いされている方が多いのですが、あくまでも敏感肌の方のみですよ
さらに、会議後の懇親会でも議論が大いに盛り上がりました。
日曜日の出張は疲れますが、大変勉強になりました
次の日曜日は、越前海岸ダイビングをする予定です。講習は入っていないので、久々のファンダビングです。
楽しみ
(院長)
9月4日の午後診療は、台風接近のため急遽臨時休診と致します。