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にしむら皮フ科クリニック院長と看護師長が不定期でお送りします。 http://www.clinic-n.jp/ |
昨日は休診日だったのですが、例によって忙しい一日でした
午前中は予約患者さんの処置や製薬会社の方々と面談、午後からは白斑の1mmミニグラフト植皮術を行いました。
その後諸々のたまった書類を作成して、夜
の依頼講演へと続きました
にきび（ニキビ）治療薬「ディフェリン」を販売している製薬会社ガルデルマの社内講演会での講演を依頼されていました
講演のテーマは、「ニキビ治療の現状とディフェリンについて」です。（下写真）。
当院でのディフェリンの使用法のコツや、副作用対策、にきび（ニキビ）のレーザー治療
などを紹介しました
講演後は活発な質疑応答があり、ガルデルマのこの薬にかける熱意を感じました
また、今後販売予定のにきび（ニキビ）治療薬の情報も入手しましたよ
にきび（ニキビ）治療の今後が、なかなか楽しみですね
（院長）
昨日は、昼休みに職員のお誕生会をしました。
当院の自慢は、職員がみんな仲が良いということです
仕事は忙しくて大変ですが、みんな元気で仲が良くて楽しく仕事ができます
職員のみなさん、ありがとう
（院長）
〠918-8105 福井県福井市木田３丁目2605
にしむら皮フ科クリニックのホームページ
レーザー治療で問題なのは、局所麻酔ですね。
でもできれば注射はしたくないですね
そこで今回、ぬり薬の局所麻酔剤が発売になりました エムラクリームです。
早速どの程度効くのか、知り合いのほくろ（ホクロ）除去で試させていただきました。
この程度のほくろ（ホクロ）取りなら痛みはほとんど感じないそうです かなり使えそうですね
顔面の小さなほくろやイボを、一度に沢山取ってほしい方に朗報ですね
（院長）
ほくろ除去は、上の動画のようにできるだけ凹みをつくらないように、丁寧かつ最小限に削ることが大切なんです このあとも湿潤療法を行い、さらに平坦にします。
今回のブログようなレーザーによる小さなホクロを一度に多数（２個以上）取る治療は中止しております。事情は、至急の治療希望者が多くて予約が取れない状況であることや、無理に予約をとっても突然のキャンセルや予約変更が大変多いことなど、他の治療の予約に影響がでているためです。目立つホクロを１個だけとる場合はお受けしておりますが、１ヶ月程度（ときに１ヶ月以上）の予約待ちになります。
昨日は、グラクソ・スミスクライン社の「ザイザル錠発売1周年記念講演会」がホテルフジタでありました。
特別講演は、京都大学皮膚科准教授の椛島先生の「皮膚のライブイメージング」でした。
「皮膚のライブイメージング」
簡単にいうと、各種免疫細胞を色分けして、その動きを早送りの３次元画像にしたと言えばいいんでしょうか（簡単に言い過ぎ？）。
しかし、これが実に興味深い。生体内での各免疫担当細胞達の実際の動きが動画で見れるのは凄いですね
皮膚免疫・アレルギーの分野は、新しい時代に入ったのだと実感しました
講演終了後は、椛島先生、福井赤十字病院皮膚科の登谷先生と談笑しました。
（上写真、左から椛島先生、登谷先生、私）
久しぶりに椛島先生とゆっくり話しができて楽しかったです
（院長）
休診のお知らせ6月1日(金) 午後 ～ 6月2日(土) は「第111回 日本皮膚科学会総会」参加のため 休診 とさせていただきます。ご不便をおかけしますがよろしくお願いいたします。
６月１日（金）：午前診療おこないます(受付 12:00 まで)
午後 休診
６月２日（土）：終日 休診
年に１回開かれる総会は、日本中の皮膚科医が集う日本最大の皮膚科学会です。
新しい治療法や最新の医療機器の情報など毎年楽しみにしています。ここで得た情報を、今後の診療に役立てるべく努力いたします。
ところで本日は、クリニックの駐車場のラインの塗装をしなおしました。
冬の除雪車
や車
の往来などでかなり痛んでいて見えなくなっていましたからね
きれになりましたね
（院長）
最近めっきり暖かくなって来ました
それにつれて、虫さされの患者さんが増えてきています。
先週、マダニに刺された患者さんが受診されました。
マダニは、意外に近所の草むらの葉っぱの裏に潜んでいます（福井では・・）。下写真の様に噛み付いて寄生します
患者さんが自分で取ろうとすると、容易に頭部だけがちぎれて皮膚の中に入り込んでしまい腫れてきます。
また、マダニはボレリア菌という病原菌の保有率が高く、ライム病という厄介な感染症にかかってしまう場合があります
マダニは、自分で取らずに必ず皮膚科を受診してください。
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実際の治療ですが、メスやトレパンでの切除が一般的です。しかし、これも数が多いと難しい。
意外に簡単なのが、液体窒素で噛み付いた皮膚ごと冷凍してしまうことです。
マダニは一瞬で死に、皮膚と一緒にかさぶたになって脱落します。
その他、案外簡単で知られていないのが、炭酸ガスレーザーで噛み付いている部分を蒸散して除去する方法ですね
しかし、ごく稀に寄生されていることに長期間気付かず、もの凄く巨大になってこられる方がおられます（下写真：→）
こういったケースでは手術的に摘出する必要があります。
最後に、マダニが媒介するボレリア菌ですが、テトラサイクリン系やペニシリン系の抗生剤が効きますので摘除後に処方します
とにかく、マダニに刺されたかな？と思ったら、何もせずに皮膚科専門医を受診されることをおすすめします
（院長）
＊ペット用のマダニ取りピンセットで取れることがありますが、案外うまく取れずに失敗して受診される方多いです。患者さんご自身ではされない方がよいですね
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