先週末は、岡山へにきび治療の講演に行って来ました。
講演のポイントは、①面ぽう治療薬の真髄を知ると、②究極の目標は美肌の追求であるの2つです。
面ぽう治療薬を正しい方法で塗り続ければ、にきびが改善するだけでなく、
肌質が改善し綺麗な肌、
美肌が得られます。
その超具体的な方法を紹介しました
次は、師長の講演です。
内容は、アドヒアランスを向上させるための患者指導とスタッフの役割などです。
にきび治療の常識では、
効果を実感するのに1〜2ヶ月、
新しいにきびが出て来なくなるのに最低3ヶ月、
にきび痕(あと)を治そうするなら最低半年、
ツルっとした肌質になるには最低1年はかかります。
これが現実です。
それも
治療薬を正しく使用した場合に限りですけどね
にもかからず、最近のインターネット患者調査によると、
皮膚科での
治療想定期間は「7日以内」という回答が全体の40%と圧倒的に多かった
さらに、治療で目指したい肌を尋ねると、
「ツルっとした肌質」という回答がこれまた42%と最多でした
そして、患者さんが医療機関を受診しなくなった理由は、
「期待する肌の状態になれなかった」が39%と最も多かった
そりゃそうだわな。
とういうわけで、この理想と現実のギャップを埋めるために、スタッフの役割は大変重要になるのです。
許先生とは数年前から講演会、勉強会などでご一緒して知識の共有や、情報交換をしています。
今回、このような機会を与えてくださった許先生並びにマルホ株式会社の関係者の皆様に感謝いたします。
(院長&師長)
*本文中の
にきび痕(あと)とは、赤い平坦な
にきびの痕(斑状瘢痕)のことです。色の無い凸凹とした
にきび痕(萎縮性瘢痕)になってしまったら治療は困難です